レコード形式(JSON)

このページでは、さまざまな Cloud DNS レコードのタイプの JSON 形式について説明します。Cloud DNS の使用を開始するには、クイックスタートをご覧ください。

サポートされている DNS レコードのタイプ

Cloud DNS でサポートされるレコード型は次のとおりです。

レコード型 説明
A

アドレス レコード。ホスト名を IPv4 アドレスにマップするために使用されます。

リソース レコードセットの表現の例:


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "example.com.",
  "rrdatas": [
      "1.2.3.4"
  ],
  "ttl": 86400,
  "type": "A"
}
AAAA

IPv6 アドレス レコード。ホスト名を IPv6 アドレスにマップするために使用されます。

リソース レコードセットの表現の例:


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "example.com.",
  "rrdatas": [
      "2607:f8b0:400a:801::1005"
  ],
  "ttl": 86400,
  "type": "AAAA"
}
CNAME

正規名レコード。エイリアス名に使用されます。

リソース レコードセットの表現の例:


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "mail.example.com.",
  "rrdatas": [
      "example.com."
  ],
  "ttl": 86400,
  "type": "CNAME"
}

完全修飾 DNS 名にするには、rrdatas フィールド内のホスト名がピリオド(.)で終わる必要があります。

MX

メール エクスチェンジ レコード。メールサーバーへのリクエストのルーティングに使用されます。

リソース レコードセットの表現の例:


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "example.com.",
  "rrdatas": [
      "10 mail.example.com.",
      "20 mail2.example.com."
  ],
  "ttl": 86400,
  "type": "MX"
}

完全修飾 DNS 名にするには、rrdatas フィールド内のホスト名がピリオド(.)で終わる必要があります。

NAPTR

RFC 3403 で定義された Naming Authority Pointer レコード。

リソース レコードセットの表現の例:


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "2.1.2.1.5.5.5.0.7.7.1.e164.arpa.",
  "rrdatas": [
      "100 10 \"u\" \"sip+E2U\" \"!^.*$!sip:information@foo.se!i\" .",
      "102 10 \"u\" \"smtp+E2U\" \"!^.*$!mailto:information@foo.se!i\" ."
  ],
  "ttl": 300,
  "type": "NAPTR"
}

完全修飾 DNS 名にするには、各 rrdatas の最後の文字列パターンの値がピリオド(.)で終わる必要があります。

このレコードタイプには、いくつかエスケープに関する注意点があります。まず上で示したように、埋め込みの引用符を JSON で使用するには、それらをエスケープする必要があります。また、正規表現の文字列内にはバックスラッシュ文字が含まれていることがよくあり、これらは二重エスケープする必要があります。これらの処理はゾーンファイル形式で必要でしたが、JSON 形式でも同様に必要となります。たとえば、RFC 3403 セクション 6.1 の例は、JSON API では次のように表されます。


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "cid.urn.arpa.",
  "rrdatas": [
      "100 10 \"\" \"\" \"!^urn:cid:.+@([^\\\\.]+\\\\.)(.*)$!\\\\2!i\" ."
  ],
  "ttl": 300,
  "type": "NAPTR"
}
NS

ネームサーバー レコード。DNS ゾーンを権威サーバーに委任します。

リソース レコードセットの表現の例:


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "example.com.",
  "rrdatas": [
      "ns-cloud1.googledomains.com."
  ],
  "ttl": 86400,
  "type": "NS"
}

完全修飾 DNS 名にするには、rrdatas フィールド内のホスト名がピリオド(.)で終わる必要があります。

PTR

ポインタ レコード。DNS の逆引きによく使用されます。

リソース レコードセットの表現の例:


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "2.1.0.10.in-addr.arpa.",
  "rrdatas": [
    "server.example.com."
  ],
  "ttl": 60,
  "type": "PTR"
}

アドレス 10.0.1.2 からホスト名 server.example.com へのマッピングを作成します。0.10.in-addr.arpa という名前のマネージド ゾーンで定義できます。

SOA

Start of authority レコード。DNS ゾーンに関する信頼できる情報を指定します。SOA リソース レコードは、マネージド ゾーンを作成するときに自動的に作成されます。このレコードは必要に応じて変更できます。

リソース レコードセットの表現の例:


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "example.com.",
  "rrdatas": [
    "ns-cloud1.googledomains.com. dns-admin.google.com. 1 21600 3600 1209600 300"
  ],
  "ttl": 21600,
  "type": "SOA"
}

完全修飾 DNS 名にするには、rrdatas フィールド内のホスト名がピリオド(.)で終わる必要があります。

SPF

Sender policy framework レコード。メールの検証システムで使用されます。

リソース レコードセットの表現の例:


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "example.com.",
  "rrdatas": [
    "v=spf1 mx:example.com -all"
  ],
  "ttl": 21600,
  "type": "SPF"
}
SRV

Service locator レコード。一部の VoIP やインスタント メッセージング プロトコルなどのアプリケーションで使用されます。

リソース レコードセットの表現の例:


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "sip.example.com.",
  "rrdatas": [
    "0 5 5060 sip.example.com."
  ],
  "ttl": 21600,
  "type": "SRV"
}

完全修飾 DNS 名にするには、rrdatas フィールド内のホスト名がピリオド(.)で終わる必要があります。

TXT

テキスト レコード。任意のテキストを含めることができ、セキュリティまたは乱用防止情報などのマシンが読み取れるデータを定義するためにも使用できます。

リソース レコードセットの表現の例:


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "example.com.",
  "rrdatas": [
    "google-site-verification=xxxxxxxxxxxxYYYYYYXXX"
  ],
  "ttl": 21600,
  "type": "TXT"
}

TXT レコードは文字列のリスト(RFC 1035)で構成されています。ゾーンファイル形式では、空白で区切られた文字列のシーケンスとしてこれを記述します。各文字列は引用符で囲んでも囲まなくてもかまいません。文字列のいずれかに埋め込みの空白が含まれている場合は、次のように引用符で囲む必要があります。


{
  "kind": "dns#resourceRecordSet",
  "name": "example.com.",
  "rrdatas": [
    "\"v=spf1 include:_spf.google.com ~all\""
  ],
  "ttl": 21600,
  "type": "TXT"
}

前のリソース レコードセットは、スペースが埋め込まれた単一の文字列を含む単一の TXT リソース レコードで構成されています。

ワイルドカード DNS レコード

ワイルドカード レコードは、NS レコードを除くすべてのレコードタイプがサポートされます。たとえば、次の Change リクエストを使用して、すべてのサブドメインを IP アドレス 1.2.3.4 にマッピングできます。

{
"additions": [
    {
      "kind": "dns#resourceRecordSet",
      "name": "*.example.com.",
      "rrdatas": [
        "1.2.3.4"
       ],
       "ttl": 21600,
       "type": "A"
    }
]
}

次のステップ

  • レコードの管理では、これらの形式の使用方法を説明します。
  • 概要では、レコードが全体のフレームワークにどのように適用されるかについて説明します。
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