Google Cloud コンソールまたは Cloud Channel API を使用して、Google Cloud（旧称 Google Cloud Platform）利用資格の停止を発行できます。たとえば、顧客の支払遅延の利用資格を取り消すことができます。 Google Cloud 利用規約違反が疑われる場合に、Google によって停止されることもまれにあります。
サブ請求先アカウントの課金管理者に、停止を通知するメールと停止理由の詳細を知らせるメールが届きます。パートナー様は顧客向けの利用規約を定義するものとし、停止に関して十分な説明を提供する責任があります。顧客が停止を解除するには、パートナー様による操作が必要になります。
停止中のアカウントについて
Google Cloud コンソールを使用して、お客様の利用資格を停止できます。停止するリソースを選択し、[停止] をクリックします。Cloud Channel API を使用する場合は、account.customers.entitlements.suspend メソッドを使用します。顧客による使用を停止するには、利用資格のリソース名を指定する必要があります。
サブ請求先アカウントを停止すると、アクティブなサービスを完全に中断することなく、お客様のオプションを制限できます。
停止中の顧客ができることとできないことは次のとおりです。
- 停止中の請求先サブアカウントに関連付けられている Google Cloud プロジェクトに新しい仮想マシンを作成することはできません。
- 既存の Google Cloud プロジェクトにアクセスして変更することはできます。
- アクティブなプロジェクトの既存の仮想マシンにアクセスして変更することはできます。
再開されたアカウントについて
停止を削除する準備ができたら、Google Cloud コンソールから利用資格を再度有効にするか、Cloud Channel API の accounts.customers.entitlements.activate メソッドを使用します。
停止の場合と同様に、利用資格のリソース名を指定して有効にする必要があります。
停止を解除すると、顧客所有の Google Cloud プロジェクトに対する既存の制限がなくなります。
停止を解除できない場合や、解除が難しい場合は、カスタマー サポートにお問い合わせください。