Cloud Firestore の Datastore モードでの使用

Firestore は、自動スケーリングと高性能を実現し、アプリケーション開発を簡素化するように構築された NoSQL ドキュメント データベースです。これは Datastore の最新バージョンで、Datastore のいくつかの点が改善されています。

App Engine アプリで主に使用されるデータベースの場合は、Firestore を Datastore モードで使用することをおすすめします。Firestore モードの詳細については、ネイティブ モードと Datastore モードからの選択をご覧ください。

このドキュメントでは、Google Cloud Client Library を使用して Datastore モードのデータベースにデータを格納する方法、または Datastore モードのデータベースからデータを取得する方法について説明します。

前提条件と設定

App Engine の PHP 用「Hello, World!」の説明に従って環境とプロジェクトを設定し、App Engine での PHP アプリの構造を理解してください。このドキュメントで説明しているサンプルアプリを実行する際に必要となるため、プロジェクト ID を書き留めておきます。

リポジトリのクローン作成

サンプルをダウンロード(クローンを作成)します。

git clone https://github.com/GoogleCloudPlatform/php-docs-samples
cd php-docs-samples/appengine/flexible/datastore

プロジェクト構成の編集と依存関係の設定

Composer を使用して依存関係をインストールします。

composer install

アプリケーション コード

このサンプルアプリは、訪問者の IP のロギング、取得、表示を行います。

最初に、Datastore モードのクライアントがインスタンス化されます。

$datastore = new DatastoreClient([
    'projectId' => $projectId
]);

訪問者ごとに 1 つのエンティティが生成され、その各フィールドが訪問者の IP アドレスとタイムスタンプを表します。このエンティティは、次の insert コマンドで Datastore モードに保存されます。

// Create an entity to insert into datastore.
$key = $datastore->key('visit');
$entity = $datastore->entity($key, [
    'user_ip' => $user_ip,
    'timestamp' => new DateTime(),
]);
$datastore->insert($entity);

最近 10 回の訪問が、次の query コマンドを用いて降順で取得されます。

// Query recent visits.
$query = $datastore->query()
    ->kind('visit')
    ->order('timestamp', 'DESCENDING')
    ->limit(10);
$results = $datastore->runQuery($query);
$visits = [];
foreach ($results as $entity) {
    $visits[] = sprintf('Time: %s Addr: %s',
        $entity['timestamp']->format('Y-m-d H:i:s'),
        $entity['user_ip']);
}

index.yaml ファイルの使用

このサンプルアプリは簡単なクエリを実行しています。複雑な Datastore クエリには 1 つ以上のインデックスが必要です。インデックスは、アプリとともにアップロードする index.yaml ファイルで指定する必要があります。

ローカルテスト

アプリケーションを開発してローカルでテストする必要がある場合は、Datastore モードエミュレータを使用できます。

詳細情報

最適化やコンセプトなどの Datastore モードの詳細は、Datastore モードの Cloud Firestore に関するドキュメントをご覧ください。