App Engine アプリを構成するには、app.yaml
ファイルを使用します。このファイルには、CPU、メモリ、ネットワーク リソース、ディスク リソース、スケーリングをはじめとする、環境変数を含む全般的な設定が含まれています。
app.yaml
ファイルの概要
app.yaml
ファイルには、バージョンや URL など、カスタム ランタイム アプリのすべてのランタイム構成を指定できます。このファイルは、特定のサービス バージョンのデプロイ記述子として機能します。
その他のサービス用に app.yaml
ファイルを作成してデプロイするには、事前に、default
サービス用の app.yaml
ファイルを作成する必要があります。
アプリのサービスの複雑さによっては、対応する
app.yaml
ファイルの一部の要素を定義するだけで済む場合もあります。次の例では、単純なカスタム ランタイム アプリがフレキシブル環境で必要とするものを示します。app.yaml
ファイルには一意の名前を指定できます。ただし、その場合はデプロイ コマンドでもそのファイル名を指定する必要があります。たとえば、app.yaml
ファイルに service-name-app.yaml
または app.flexible.yaml
という名前を指定した場合は、次のいずれかを使用してアプリをデプロイする必要があります。
gcloud app deploy service-name-app.yaml
gcloud app deploy app.flexible.yaml
すべての構成要素
この構成ファイルでサポートされるすべての要素の一覧については、app.yaml
リファレンスをご覧ください。