このページでは、サービス境界ブリッジの作成方法について説明します。
始める前に
境界ブリッジを作成する
コンソール
境界ブリッジを作成するには次の手順に従ってください。
Google Cloud Console のナビゲーション メニューで [セキュリティ] をクリックし、続いて [VPC Service Controls] をクリックします。
プロンプトが表示されたら、組織を選択します。
[VPC Service Controls] ページの上部にある [新しい境界] をクリックします。
[新しい VPC サービス境界] ページの [境界名] ボックスに、境界の名前を入力します。
境界はその名前を使用してのみ検索できるため、境界に一意の名前を使用することをおすすめします。ID を使用して境界を検索することはできません。
[境界のタイプ] で [境界ブリッジ] を選択します。
境界内で保護するプロジェクトを選択します。
[プロジェクトを追加] ボタンをクリックします。
[プロジェクトの追加] ウィンドウで、境界に追加するプロジェクトに対応する行のチェックボックスを選択します。
[n 個のプロジェクトを追加] ボタンをクリックします。n は、前のステップで選択したプロジェクトの数です。
[保存] ボタンをクリックします。
gcloud
境界ブリッジを作成するには、次のコマンドを使用します。
gcloud access-context-manager perimeters create BRIDGE_NAME \ --title="BRIDGE_TITLE" --perimeter-type=bridge \ --resources=PROJECTS \ --policy=POLICY_NAME
ここで
BRIDGE_NAME は、作成する境界ブリッジの名前です。
BRIDGE_TITLE は、ブリッジのタイトルです。
PROJECTS は、1 つ以上のプロジェクト ID を含むカンマ区切りのリストです。たとえば、
projects/100712
や、projects/100712,projects/233130
です。数値 ID のみ使用できます。プロジェクト名は使用できません。POLICY_NAME は組織のアクセス ポリシーの名前です。たとえば、
330193482019
です。
API
境界ブリッジを作成するには、accessPolicies.servicePerimeters.create
を呼び出します。
POST https://accesscontextmanager.googleapis.com/v1/accessPolicies/POLICY_NAME/servicePerimeters
ここで
- POLICY_NAME は組織のアクセス ポリシーの名前です。例:
330193482019
リクエストの本文
リクエストの本文には、境界ブリッジを定義する ServicePerimeter
リソースを含める必要があります。
ServicePerimeter
リソースでは、perimeterType
に PERIMETER_TYPE_BRIDGE
を指定します。
レスポンスの本文
成功した場合は、呼び出しのレスポンス本文に Operation
リソースが含まれ、これにより POST
オペレーションの詳細がわかります。