Talent Solution で会社と求人を作成する
このチュートリアルは、Cloud Talent Solution を使用するアプリケーションの探索と開発を開始できるように作られています。基本的なプログラミングの知識があることが前提ですが、プログラミングの深い知識がなくてもチュートリアルに沿って学習できます。このチュートリアルを修了すると、Cloud Talent Solution リファレンス ドキュメントを使用して独自の基本的なアプリケーションを作成できます。
このチュートリアルでは、Java コードを使用する Cloud Talent Solution アプリケーションの作成方法について順を追って解説します。この解説の目的は、Java クライアント ライブラリについての説明ではなく、Cloud Talent Solution の呼び出し方法を説明することです。Python や Node.js のアプリケーションも基本的にはこれと同様です。不明な点がありましたらお問い合わせください。
始める前に
以下が必要です。
- 始める前にに説明されているとおり、プロジェクトの作成と設定の手順を行っていること。
- アプリケーションのデフォルト認証情報を使用して環境を設定していること。
- Java または Python プログラミングの基本事項を理解していること。
- 最新の Google API Java クライアントか Google API Python クライアントをインストールしていること。
会社と求人を作成し、その求人を検索する
このチュートリアルでは、基本的な Cloud Talent Solution アプリケーションについて順を追って説明し、会社に関連付ける求人を 1 つ作成する手順を紹介します。次のチュートリアルでは、求人と検索クエリの属性に基づいて会社内の求人を検索する手順を説明します。search
API では、求人内に用意されている項目(会社名、職種、求人の説明、求人のカテゴリ、勤務地など)に基づいて求職者のクエリに最も関連性の高い求人が返されます。
認証情報でサービスを作成する
始める前にでダウンロードした JSON 認証情報ファイルを使用してサービスを作成します。
Java
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Python
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Go
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
このコードを実行すると、アプリケーションの認証情報を使用してクライアント サービスが構成されます。API 呼び出しが行われると OAuth 2.0 リクエストが送信されます。上記のプロセスを使用して生成された認証トークンは、通常 1 時間で期限切れになります。期限切れ後にそのトークンを使用しようとするとエラーが返されます。
トークンは GoogleCredential
ライブラリによって自動的に「更新」(単純な言い方では、新しいアクセス トークンが取得)されます。
会社を作成する
会社とは、求人情報に関連付けられているエンティティのことです。会社の求人情報を Cloud Talent Solution で投稿するには、まず会社を作成する必要があります。
会社を作成するときは、自由形式の文字列を externalId
として送信できます。つまり、会社を作成し、参照する場合は、既存のデータベース(ある場合)の主キーを使用できます。
Java
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Python
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Go
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
会社を取得する
会社の現在の状態を読み出すには、GET リクエストを送信します。バックエンドによって割り当てられた会社の name
も指定します。
Java
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Python
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Go
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
ジョブを作成
新しい求人を投稿するには、求人に関するすべての必須フィールドと、この 求人を関連付ける会社の companyName
を指定する必要があります。
求人データが入力されたデータ オブジェクトは、POST リクエストを使用して Cloud Talent Solution エンドポイントに送信されます。name
フィールドは最初のリクエストでは設定しないでください。これは createJob
API の「出力のみ」項目であり、サーバーによって新しい求人エンティティが作成されるときに API レスポンスに含まれるためです。求人リソースに使用する API エンドポイントは、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリ ドキュメントに示されています。
リクエストに対するレスポンスは、新しい求人の投稿のオブジェクトです。ここに、この投稿を一意に表す求人の name
を含めます。求人の name
は、投稿の更新や削除が必要になったときに使用します。この name
を保存して、お客様所有の一意の ID にマッピングすることをおすすめします。
同じ会社に対する同じ companyName
、requisitionId
、languageCode
を持つ別の求人がシステムにすでに存在しているときに別の求人を挿入しようとすると、サーバーからエラーが返されます。
次のコードでは、companyName
フィールドに指定された会社について必須フィールドのみを含む求人を作成します。
Java
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Python
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Go
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Cloud Talent Solution では、特定の場所に特化した求人も作成できます。詳細については、locations
をご覧ください。
Cloud Talent Solution では、API スキーマに組み込まれた求人に項目がいくつか関連付けられています。ただし、すぐに使用できるように用意された項目に含まれない項目もあります。Cloud Talent Solution のすべてのお客様には、すぐに使用できるように用意された項目を可能な限り使用することをおすすめしていますが、Cloud Talent Solution には求人の customAttributes もあります。この属性にはフィルタ可能なものと、そうでないものがあります。詳細については、customAttributes
をご覧ください。
次のコード例は、customAttribute
を使用して求人を作成する方法を示しています。
Java
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Python
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Go
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
求人を取得する
GET オペレーションを使用して求人の詳細を取得することにより、求人が作成されたことを確認できます。求人を取得できるようになるのに 2~3 分かかる場合があります。この時間は、Cloud Talent Solution で作成中の求人数によって異なります。
挿入済みの求人の詳細を取得するには、GET リクエストを Cloud Talent Solution に送信します。URI の中に、挿入済みの求人の name
を URL パラメータとして指定します。これは元の作成リクエストによって返された値です。
次の例では、GET 操作を使用して、指定された name
の求人の詳細を取得します。
Java
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Python
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Go
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
求人を検索する
Cloud Talent Solution を使用して最初の会社と求人を作成しました。これで、作成した求人に対する検索を行う準備ができました。