コントロール プレーンの実装を確認する

次のコマンドを実行して、クラスタのコントロール プレーンの実装を特定します。

gcloud container fleet mesh describe --project FLEET_PROJECT_ID

出力は次のようになります。

  ...
  membershipSpecs:
    projects/746296320118/locations/us-central1/memberships/demo-cluster-1:
      mesh:
        management: MANAGEMENT_AUTOMATIC
  membershipStates:
    projects/746296320118/locations/us-central1/memberships/demo-cluster-1:
      servicemesh:
        controlPlaneManagement:
          details:
          - code: REVISION_READY
            details: 'Ready: asm-managed'
          state: ACTIVE
          implementation: TRAFFIC_DIRECTOR
  ...

implementation の指定可能な値は次のとおりです。

  • TRAFFIC_DIRECTOR: Google Cloud のコア インフラストラクチャが Cloud Service Mesh コントロール プレーンとして機能します。
  • ISTIOD: istiod のマネージド インスタンスが Cloud Service Mesh コントロール プレーンとして機能します。
  • UPDATING: クラスタが実装間で移行されています。まもなく TRAFFIC_DIRECTOR の実装が完了します。

controlPlaneManagement.state: ACTIVE が表示されない場合は、マネージド コントロール プレーンがないことを意味します。クラスタ内コントロール プレーンがあることを確認するには、istio-system 名前空間で istiod デプロイを確認します。

kubectl -n istio-system get deploy istiod

出力は次のようになります。

NAME                   READY   UP-TO-DATE   AVAILABLE   AGE
istiod                 1/1     1            1           20m