Notebook Security Scanner を有効にして使用する
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Notebook Security Scanner を有効にして使用すると、Colab Enterprise ノートブック(ファイル名拡張子が ipynb
のファイル)で使用されている Python パッケージの脆弱性を検出し、パッケージの脆弱性の検出結果を解決できます。
Notebook Security Scanner を有効にすると、24 時間ごとに Colab Enterprise ノートブックが 1 回スキャンされ、パッケージの脆弱性検出結果が Security Command Center の [検出結果] ページに公開されます。
Notebook Security Scanner は、us-central1
、us-east4
、us-west1
、europe-west4
のリージョンで作成された Colab Enterprise ノートブックで使用できます。
Notebook Security Scanner を有効にする
Notebook Security Scanner は、組織レベルまたはプロジェクト レベルで有効にできます。
Notebook Security Scanner を有効にする方法は、組織またはプロジェクトで Security Command Center を有効にする必要があるかどうか、または組織またはプロジェクトで有効になっている Security Command Center のティアによって異なります。ユースケースに応じて、該当するセクションの手順に沿って対応します。
新しいプレミアム ティアの有効化
組織に Security Command Center がない場合は、組織またはプロジェクトで Security Command Center Premium ティアを有効にして、Notebook Security Scanner を有効にします。
Google Cloud コンソールで、Security Command Center ページに移動します。
Security Command Center に移動
- リソース セレクタで、組織またはプロジェクトを選択します。
- [Security Command Center を取得] をクリックします。
- [プレミアム] ティアを選択し、[次へ] をクリックします。
- [Notebook Security Scanner] で、リストから [有効にする] を選択し、[次へ] をクリックします。
- [ロールを自動的に付与] を選択し、[ロールを付与] をクリックします。
- サービス アカウントがプロビジョニングされたら、[次へ] をクリックします。
- 有効化プロセスを完了するには、[完了] をクリックします。
既存のプレミアム ティアまたはエンタープライズ ティア
組織またはプロジェクトで Security Command Center Premium ティアまたはエンタープライズ ティアが有効になっている場合は、Notebook Security Scanner を有効にします。
Google Cloud コンソールで、Security Command Center ページに移動します。
Security Command Center に移動
- [settings設定] をクリックします。
- [Notebook Security Scanner] カードで、[設定を管理] をクリックします。
- プロジェクトの [Notebook Security Scanner] 列で [有効にする] を選択します。
パッケージの脆弱性の検出結果を確認して解決する
Notebook Security Scanner を有効にすると、Notebook Security Scanner はプロジェクトまたは組織内の Colab Enterprise ノートブック(ファイル名拡張子が ipynb
のファイル)を 24 時間ごとにスキャンして、Python パッケージの脆弱性を検出し、これらの検出結果を Security Command Center の [検出結果] ページに公開します。新しく作成した Colab Enterprise ノートブックの場合、パッケージの脆弱性に関する検出結果が Security Command Center の [検出結果] ページに表示されるまでに最大 4 時間かかることがあります。
Security Command Center でパッケージの脆弱性の検出結果を確認するには、次の操作を行います。
Google Cloud コンソールで、Security Command Center の [検出結果] ページに移動します。
[検出結果] に移動
リソース セレクタで、組織またはプロジェクトを選択します。
[クイック フィルタ] セクションで、[ソースの表示名] 項に移動し、[Notebook Security Scanner] を選択します。
[検出結果クエリの結果] パネルには、Notebook Security Scanner のパッケージの脆弱性の検出結果のみが表示されます。
特定の検出結果の詳細を表示するには、[カテゴリ] 列にある検出結果の名前をクリックします。検出結果の詳細パネルが開き、検出結果の詳細の概要が表示されます。
パッケージの脆弱性の検出結果を解決するには、検出結果の [次のステップ] セクションに記載されている手順に沿って操作します。
パッケージの脆弱性の修正が利用できない場合があります。このような場合は、代替の Python パッケージを使用することをおすすめします。
次のステップ
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最終更新日 2025-10-02 UTC。
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