バッキング サービスは、アプリがオペレーション中にネットワーク経由で接続するプロセスです。従来のオペレーティング システムでは、こうしたサービスにはネットワーク、UNIX のソケット、サブプロセス経由でアクセスされていました。次に例を示します。
- データベース(MySQL、PostgreSQL、Cloud Spanner など)
- ファイル ストレージ(NFS、FTP、Cloud Filestore など)
- ロギング サービス(syslog エンドポイント、Cloud Logging など)
- 従来の HTTP API(Google マップ、WikiData、Parcel Tracking API など)
すべてのサービスを同じマシンにインストールするのではなく、ネットワーク経由でバッキング サービスに接続すると、デベロッパーは、自身のアプリや、さまざまなコンポーネントに対する個別のセキュリティ アップグレード、実装の柔軟な入れ替えに集中できます。
Kf のバッキング サービス
Kf では、次に挙げる 2 つの主要なバッキング サービスをサポートしています。
- マネージド サービス
- このサービスはサービス ブローカーによって作成され、Kf クラスタに関連付けられます。
- ユーザー提供のサービス
- このサービスは Kf の外部で作成されていますが、外部から Kf にバインドされます。