エクスプローラは、分析情報をすばやく見つけるのに役立つ新しいツールです。編集、表示、データの可視化を合理化でき、フィルタの適用もスムーズです。データ探索を新規または既存のレポートにエクスポートできます。レポートからエクスプローラにアクセスし、レポート自体には変更を加えずにデータを探索することも可能です。
エクスプローラの仕組み
エクスプローラでは、1 つのグラフを使用してデータを調べることができます。レポートと同じビジュアリゼーションが利用可能で、それらを簡単に切り替えられます。スタイルのオプションもレポートと同じものが用意されています。
エクスプローラのスタートガイド
- Looker Studio にログインします。
- 左側の [エクスプローラ] をクリックします。
- Looker Studio のホームページで、左上にある [作成] をクリックして、[データソース] を選択します。
- 探索するデータソースを選択します。
- 右上のツールバーを使用して、グラフの種類を選択します。
- データをフィルタするには、右側の [使用可能な項目] パネルのディメンションと指標を、エクスプローラの上部にあるフィルタバーにドラッグします。
- 右上の [保存] をクリックして設定を保存します。
- データ探索をレポートに表示するには:
- 右上の をクリックします。
- [新しいレポートを作成] を選択します。
- [レポートに追加] をクリックします。
- 右上の [表示] をクリックします。
- エクスプローラに戻るには、グラフにカーソルを合わせてその他アイコン を表示し、[探索] を選択します。
レポートとデータ探索の違い
レポートとデータ探索には多くの類似点がありますが、次のような重要な違いがあります。
データ探索は保存しない限り一時的なもの
エクスプローラはスクラッチ パッドであるため、Looker Studio でデータ探索が自動的に保存されることはありません。作業を保存して後で再度使用できるようにするには、データ探索の右上にある [保存] をクリックします。
保存したデータ探索は、エクスプローラのホームページで確認できます。
データ探索は非公開
作成したデータ探索は作成者だけが閲覧できます。現在のところ、データ探索を直接共有する手段はありません。ただし、データ探索をエクスポートすることで間接的に共有することはできます。
データ探索はフィルタに合わせて最適化される
プロパティ パネルのディメンションと指標を、エクスプローラの上部にあるフィルタ領域にドラッグすることで、簡単にフィルタをデータ探索に適用できます。
データ探索のグラフはコピー
データ探索のグラフとレポートのグラフの間にリンクはありません。データ探索のグラフをレポートにエクスポートする場合、グラフのコピーをエクスポートすることになります。同様に、レポートのグラフをエクスプローラで開くと、グラフのコピーが作成されます。
エクスプローラの制限事項
- データ探索は直接共有できません。ただし、グラフとして新規または既存のレポートにエクスポートすることはできます。
- 読み込むデータソースの上限は 100 MB です。