セルフホスト型インスタンスの Looker アプリケーションに割り当てられるメモリは、Looker 起動スクリプトで指定されます。
最新の起動スクリプト looker
は、Looker オープンソース GitHub リポジトリからダウンロードできます。起動スクリプトをダウンロードしたら、looker.jar
ファイルと同じディレクトリ(通常は /home/looker/looker
)に移動します。詳細については、Looker アプリケーションのインストールのドキュメント ページをご覧ください。
Looker に割り当てる Java メモリの量は、起動スクリプトによって自動的に決定されます。ただし、この値を手動でカスタマイズする場合は、次の手順に従います。
Looker のメモリ割り当ての変更
Looker に割り当てられるメモリを変更するには、起動スクリプトで Java ヒープとメタスペースのメモリ割り当て用に次の行を編集します。
JAVAMEM="2300m"
METAMEM="800m"
次に、アプリケーションを再起動します。
./looker restart
Looker 専用の小規模なインスタンスの場合、割り当てられるメモリは、利用可能なメモリの約 2/3 になります。大規模なインスタンスでは、この比率を増やすことができます。
割り当てられたメモリが多すぎる場合:
- Looker の起動に失敗する
- 通常、システムでパフォーマンスの問題が発生する可能性がある
割り当てられるメモリが少なすぎる場合:
- Looker の起動に失敗する
- Looker では特にパフォーマンスの問題が発生する可能性がある
一般的なインスタンス タイプ
次の表に、一般的なインスタンスのサイズとして推奨されるメモリ設定を示します。
インスタンスの仕様 | システムメモリの合計 | 推奨される JAVAMEM | 推奨される METAMEM |
---|---|---|---|
2 vCPU / 8 Mem(GiB) | 7500m | 3600m | 800m |
4 vCPU / 16 Mem(GiB) | 15000m | 9000m | 1000m |
8 vCPU / 32 Mem(GiB) | 30000m | 20000m | 1000m |
16 vCPU / 64 Mem(GiB) | 60000m | 46000m | 1000m |