フリートのメンバーシップ ステータスを取得する

このページでは、クラスタのフリート メンバーシップのステータスを取得する方法について説明します。これには、すべてのフリート メンバーの一覧表示、および、クラスタのメンバーシップ名フリートの Workload Identity が有効かどうかなど、メンバーシップの詳細の取得が含まれます。この情報を使用すると、クラスタが正常に登録されたかどうかの確認や、他のフリートレベルのタスクの実行ができます。

gcloud CLI または Google Cloud コンソールを使用して、正常に登録されているクラスタを表示できます。一部の追加ステータスの詳細は、gcloud CLI でのみ表示できます。

コンソール

必要なロール

Google Cloud コンソールでフリート クラスタを表示するための最小限の権限があることを確認します。

クラスタのフリート登録ステータスは、以降のページに表示されます。

  • GKE クラスタのページでは、クラスタリストの [フリート] 列にフリート名が表示されます。

    [GKE クラスタ] ページに移動

  • GKE クラスタの詳細ページでは、[GKE Hub メンバーシップ] フィールドにクラスタの一意のメンバー名が表示されます。

  • クラスタでワークロードを実行している場合、GKE ワークロード ページのワークロード リストの [フリート] 列にもフリート名が表示されます。

    GKE ワークロード ページに移動

gcloud

以下のコマンドを使用すると、フリートのメンバーに関する情報が提供されます。

  • プロジェクト内の登録済みクラスタすべてを一覧取得します。

    gcloud container fleet memberships list \
      --project=PROJECT_ID
    

    コマンド出力の Name 列に、登録済みクラスタのメンバーシップ名が表示されます。クラスタの登録時に選択したメンバーシップ名によっては、メンバーシップ名がクラスタ名と同じになることもあります。EXTERNAL_ID 列には、kube-system 名前空間内のクラスタの UID が表示されます。クラスタの UID は、kubectl get namespace kube-system -o jsonpath='{.metadata.uid}' コマンドで確認できます。

  • クラスタのフリート メンバーシップの詳細を表示します。

    gcloud container fleet memberships describe MEMBERSHIP_NAME \
      --project=PROJECT_ID
    

    このコマンドは、登録日時やフリートの Workload Identity が有効かどうかなど、クラスタのフリート メンバーシップの詳細をすべて返します。

次のステップ

フリート クラスタの操作と接続について詳しくは、次のガイドをご覧ください。