サポートを利用する

このページでは、GKE Enterprise のサポートを利用する方法について説明します。

Google サポート パッケージを入手する

Google Cloud は、さまざまなサポート パッケージを備えており、お客様のサポートニーズにお応えします。すべての Cloud カスタマーケア パッケージには、GKE Enterprise のサポートが含まれています。既存の Google Cloud サポート パッケージをご利用の場合、GKE、GKE on VMware などの GKE Enterprise のサポートも含まれます。

詳細については、Cloud カスタマーケアのドキュメントをご覧ください。

プロダクト固有のサポートを表示する

GKE Enterprise に含まれるコンポーネントのサポートについては、次のサポートページをご覧ください。

GKE 接続クラスタのサポート

Google Cloud サポートには、GKE Enterprise 接続クラスタにデプロイされた GKE Enterprise コンポーネントのサポートが含まれていますが、クラスタ自体に対するサポートはありません。

Cloud カスタマーケアにクラスタへのアクセス権を付与する

問題のトラブルシューティングを行うときに、Cloud カスタマーケアにクラスタ スナップショット データやクラスタ自体への一時的な読み取り専用アクセス権が必要になることがあります。このような権限付与を行う方法については、Cloud カスタマーケアにクラスタへのアクセスを許可するまたは Cloud カスタマーケアにスナップショットへのアクセスを許可するをご覧ください。

バージョンのサポート ポリシー

このバージョン サポート ポリシーは、Kubernetes と GKE Enterprise の両方の急速な進化とバランスをとりながら、ビジネスニーズに合わせてアップグレードを柔軟にスケジューリングできるようにすることを目的としています。

Google では、年 3 回(4 月、8 月、12 月)に新しいメジャー バージョン(バージョン番号 x.y の x)またはマイナー バージョン(バージョン番号 x.y の y)の GKE Enterprise リリースを公開しています。また、サポート対象のマイナー バージョンについては、月次パッチリリース(バージョン番号 x.y.z の z)を公開しています。バージョンのサポート カレンダーは、Kubernetes コミュニティによって随時更新されていますが、これにより、GKE Enterprise のリリースとサポートのスケジュールに影響が生じる可能性があります。

Google では、GKE Enterprise バージョン 1.14 以降、各マイナー バージョンの最初のリリースから 12 か月間、あるいは 3 番目のマイナー バージョンのリリースまで(いずれか長いほう)、GKE Enterprise のマイナー バージョンをサポートしています。

GKE Enterprise 環境は、プロダクトの最新のメジャー リリースまたはマイナー リリースで維持することをおすすめします。各コンポーネントの最新のサポート対象バージョンとそのアップグレード方法については、コンポーネントのドキュメントをご覧ください。

このバージョンのサポート ポリシーには次のものが含まれます。

  • Cloud カスタマーケアからの障害対応サポート。
  • Kubernetes と関連コンポーネントに対する CVE セキュリティ脆弱性。
  • Kubernetes と関連コンポーネントの全般的なパッチ。
  • Ubuntu または Container-Optimized OS の脆弱性に対する CVE セキュリティ修正。
  • Ubuntu または Container-Optimized OS の一般的なパッチ。

GKE Enterprise(Anthos)のマイナー リリース スケジュール

次の表に、GKE Enterprise(Anthos)の今後のマイナー リリースと、最も早いサポート終了(EOL)の日付を示します。

GKE Enterprise のバージョン GKE Enterprise のリリース日 サポート終了日*
1.14 2022-12 2023-12 または 1.28 のリリース日
1.15 2023-04 2024-04 または 1.29 のリリース日
1.16 2023-08 2024-08 または 1.30 のリリース日
1.28 2023-12 2024-12 または 1.31 のリリース日

* EOL は、これら 2 つの日付の後になります。

† Anthos 1.17 から GKE Enterprise のバージョン番号と GKE バージョン番号の調整を行っています。Anthos 1.17 は GKE Enterprise 1.28 になりました。これは番号のみの変更であり、1.16 から 1.28 へのアップグレードは以前のマイナー リリース間のアップグレードと同じプロセスで行われます。

責任共有モデル

GKE Enterprise でビジネス クリティカルな本番環境のアプリケーションを実行するには、複数の当事者がそれぞれの責任を果たす必要があります。この責任に関する詳細は、GKE Enterprise の責任共有をご覧ください。