このページでは、Config Sync をアップグレードできるように Hierarchy Controller を無効にする方法について説明します。
Hierarchy Controller は利用できなくなりました。バージョン 1.20.0 以降では、Hierarchy Controller がインストールされている場合、Config Sync によってアップグレードがブロックされます。
Hierarchy Controller を無効にする方法を決定するには、kubectl ConfigManagement オブジェクトまたは gcloud apply spec ファイルを調べて、次のフィールドの値に対応するアクションを実行します。
hierarchyController.enablePodTreeLabels:trueの場合、かつ階層オブザーバビリティを使用している場合は、このページの手順は実施しないでください。代わりに、Cloud カスタマーケアにお問い合わせいただき、Hierarchy Controller の削除についてご相談ください。hierarchyController.enabled:trueの場合、このページの手順に沿って Hierarchy Controller を無効にします。
Hierarchy Controller を無効にすると、クラスタ内の Hierarchy Controller コンポーネントが削除されます。Hierarchy Controller のカスタム リソース定義（CRD）は削除されません。これらの CRD は、kubectl を使用して手動で削除する必要があります。
HierarchyConfigurationHNCConfigurationSubnamespaceAnchorHierarchicalResourceQuota
Hierarchy Controller のフィールドを削除するには、Hierarchy Controller のインストールに使用した方法の手順を確認してください。
gcloud
Google Cloud CLI apply spec ファイルから hierarchyController ブロックを削除します。
Terraform
Terraform リソースから hierarchyController ブロックを削除します。
Config Connector
GKEHubFeatureMembership リソースで、Hierarchy Controller フィールドを false に設定します。
kubectl
ConfigManagement オブジェクトから hierarchyController ブロックを削除します。