Google Cloud プロダクトで Gemini を無効にする

このドキュメントでは、次の Google Cloud プロダクトで Gemini を無効にする方法について説明します。

• Gemini Cloud Assist
• Gemini Code Assist
• Gemini in BigQuery
• Gemini in Colab Enterprise
• Gemini in Databases
• Gemini in Looker

始める前に

• Google Cloud サブスクリプションの Gemini を更新するには、billing.subscriptions.update Identity and Access Management（IAM）権限があることを確認します。billing.subscriptions.update 権限は roles/billing.admin IAM ロールに含まれています。または、カスタムロールに権限を追加することもできます。

Gemini Cloud Assist をオフにする

Gemini Cloud Assist を無効にするには、次の操作を行います。

1. 組織内の特定のユーザーのアクセスを制限するには、Gemini Cloud Assist の Identity and Access Management 権限を削除します。

   コンソール

   1. [IAM と管理] ページに移動

      [IAM と管理] に移動

   2. [プリンシパル] 列で、Gemini へのアクセス権を削除するプリンシパルを見つけて、その行の [プリンシパルを編集] をクリックします。

   3. [アクセス権を編集] ペインで、次の操作を行います。

      1. [Gemini for Google Cloud ユーザー] ロールを見つけて、[ ロールを削除] をクリックします。

      2. [Service Usage コンシューマ] ロールを見つけて、[ ロールを削除] をクリックします。

   4. [保存] をクリックします。

   API

   1. In the Google Cloud console, activate Cloud Shell.

      Activate Cloud Shell

   2. Gemini for Google Cloud ユーザーロールを削除します。

      gcloud projects remove-iam-policy-binding  PROJECT_ID \
         --member=PRINCIPAL --role=roles/cloudaicompanion.user
      

      PRINCIPAL は、プリンシパルの ID に置き換えます。識別子の形式は user|group|serviceAccount:email または domain:domain です（例えば、user:[e-mail]、group:[e-mail]、serviceAccount:[e-mail]、domain:example.domain.com）。

      出力はポリシー バインディングのリストです。

   3. Service Usage ユーザーのロールを削除します。

      gcloud projects remove-iam-policy-binding  PROJECT_ID \
         --member=PRINCIPAL --role=roles/serviceusage.serviceUsageConsumer
      

      出力はポリシー バインディングのリストです。

   詳細については、gcloud projects remove-iam-policy-binding をご覧ください。

2. 省略可: Google Cloud のすべての Gemini プロダクトを無効にする場合は、Gemini for Google Cloud API をオフにします。

Gemini Code Assist をオフにする

Gemini Code Assist をオフにするには、次の操作を行います。

1. Google Cloud コンソールで、[Gemini の管理] ページに移動します。

   [Gemini の管理] に移動

2. [購入済み商品] をクリックします。

3. 該当する請求先アカウントを選択し、[Gemini の管理ページに進む] をクリックします。

4. 購入したプロダクトのリストから、Gemini Code Assist サブスクリプションを選択します。サブスクリプションの名前は、Gemini Code Assist の設定時に指定した名前によって異なります。

5. 定期購入の詳細を確認し、[自動更新] が [オン] または [オフ] に設定されているかどうかを確認します。

   • 自動更新がオフになっている場合、Gemini Code Assist サブスクリプションはサブスクリプションの終了日に終了するように設定されます。
   • 自動更新がオンになっている場合は、[定期購入を管理] をクリックして次のステップに進みます。

6. [サブスクリプションの自動更新] で [いいえ、自動更新しない] を選択し、[続行] をクリックします。

7. 購入規約に同意する場合は、[この購入の利用規約に同意します] を選択し、[変更を保存] をクリックします。

8. 省略可: Google Cloud のすべての Gemini プロダクトを無効にする場合は、Gemini for Google Cloud API をオフにします。

Gemini in BigQuery を無効にする

BigQuery を含む Google Cloudプロダクトで Gemini をすべて無効にするには、Gemini for Google Cloud API を無効にするをご覧ください。そうでない場合は、特定のユーザーのアクセスを制限できます。

注: Gemini for Google Cloud API を無効にすると、Gemini for Google Cloud のすべての機能が無効になります。

特定のユーザーのアクセスを制限するには、その機能の Identity and Access Management 権限を削除します。Gemini in BigQuery に必要な権限の一覧については、「BigQuery で Gemini を設定する」の Google Cloud プロジェクトに IAM ロールを付与するをご覧ください。

ユーザーは、Gemini in BigQuery の機能を無効にすることもできます。

1. Google Cloud コンソールで、[BigQuery] ページに移動します。

   BigQuery に移動

2. ツールバーで、pen_spark [Gemini] をクリックします。

3. オフにする Gemini の機能をクリアします。

Gemini in Colab Enterprise を無効にする

Gemini in Colab Enterprise を無効にするには、次の操作を行います。

1. Google Cloud コンソールで、[Colab Enterprise のノートブック] ページに移動します。

   Colab Enterprise ノートブックに移動

2. ノートブックを開く

3. Colab Enterprise ツールバーで、pen_spark [コーディング サポート] をクリックします。

4. オフにする Gemini の機能をクリアします。

5. Google Cloud コンソールで、[Gemini の管理] ページに移動します。

   [Gemini の管理] に移動

6. [購入した商品] をクリックします。

7. 該当する請求先アカウントを選択し、[Gemini の管理ページに進む] をクリックします。

8. 購入したプロダクトのリストから、vertex という名前の Gemini in Colab Enterprise サブスクリプションを選択します。

9. [オフにする]、[確認] の順にクリックします。

10. 省略可: Google Cloud のすべての Gemini プロダクトを無効にする場合は、Gemini for Google Cloud API をオフにします。

Gemini in Databases を無効にする

Gemini in Databases を無効にするには、次の操作を行います。

1. Google Cloud コンソールで、[Gemini の管理] ページに移動します。

   [Gemini の管理] に移動

2. [購入した商品] をクリックします。

3. 該当する請求先アカウントを選択し、[Gemini の管理ページに進む] をクリックします。

4. 購入したプロダクトのリストから [データベース] を選択します。

5. [無効にする] をクリックします。

6. 省略可: Google Cloud のすべての Gemini プロダクトを無効にする場合は、Gemini for Google Cloud API をオフにします。

Gemini in Looker を無効にする

Looker（Google Cloud コア）に表示される Gemini in Looker 機能は、Looker Studio の機能とは別に無効にできます。

Gemini in Looker を無効にするために必要な権限の詳細については、Looker（Google Cloud コア）の Looker（Google Cloud コア）インスタンスで Gemini を管理するまたは Looker Studio で Gemini in Looker を有効または無効にするをご覧ください。

Looker（Google Cloud コア）に表示される Gemini in Looker 機能を無効にするには、次の操作を行います。

1. Google Cloud コンソールで、Looker で Gemini を無効にする Looker（Google Cloud コア）インスタンスを含む Google Cloud プロジェクトに移動します。
2. [インスタンス] ページで、Gemini in Looker を無効にするインスタンスの名前をクリックします。
3. [編集] をクリックします。
4. [Gemini in Looker（Google Cloud コア）] セクションを展開します。
5. [Gemini] チェックボックスをオフにします。
6. 変更を保存します。

Looker Studio に表示される Gemini in Looker 機能を無効にするには、次の操作を行います。

1. Looker Studio にログインします。
2. [ユーザー設定] の歯車アイコンをクリックし、[Gemini in Looker] タブを選択します。
3. Looker Studio Pro サブスクリプションに関連付けられている Google Cloud プロジェクトの [有効] 切り替えボタンをオフにして、Gemini in Looker 機能を無効にします。[有効] 切り替えボタンをオフにすると、[Trusted Tester の機能] 切り替えボタンと [Trusted Tester のデータ使用] 切り替えボタンは自動的にオフになります（オンになっている場合）。

Gemini for Google Cloud API を無効にする

プロジェクトの他のすべての Gemini for Google Cloud プロダクトを無効にした後、Gemini for Google Cloud API（cloudaicompanion.googleapis.com）を無効にします。詳細については、サービスの無効化をご覧ください。