機密データ保護の検査テンプレートを作成する

このクイックスタートでは、Google Cloud コンソールで機密データの保護の検査テンプレートを作成して使用する方法を説明します。機密データの保護の検査テンプレートを使用すると、機密データの保護で構成情報を作成して維持できます。

このクイックスタートを完了するには、Cloud Storage、BigQuery、Datastore モードの Firestore(Datastore)でスキャンできるデータが必要です。


このタスクを Google Cloud コンソールで直接行う際の順を追ったガイダンスについては、「ガイドを表示」をクリックしてください。

ガイドを表示


始める前に

  1. Google Cloud アカウントにログインします。Google Cloud を初めて使用する場合は、アカウントを作成して、実際のシナリオでの Google プロダクトのパフォーマンスを評価してください。新規のお客様には、ワークロードの実行、テスト、デプロイができる無料クレジット $300 分を差し上げます。
  2. Google Cloud Console の [プロジェクト セレクタ] ページで、Google Cloud プロジェクトを選択または作成します。

    プロジェクト セレクタに移動

  3. Google Cloud プロジェクトで課金が有効になっていることを確認します

  4. Google Cloud Console の [プロジェクト セレクタ] ページで、Google Cloud プロジェクトを選択または作成します。

    プロジェクト セレクタに移動

  5. Google Cloud プロジェクトで課金が有効になっていることを確認します

  6. Sensitive Data Protection API を有効にします。

    API を有効にする

テンプレートを作成する

以降のセクションでは、検査テンプレートを構成して作成します。

テンプレートの定義

  1. Google Cloud Console の [機密データ保護] セクションで、[テンプレートの作成] ページに移動します。

    [テンプレートの作成] に移動

  2. [テンプレートの作成] ページで、次のオプションを定義します。

    • [テンプレート タイプ] の場合、デフォルト設定の [検査(センシティブ データの探索)] を使用します。

    • [テンプレート ID] に「quickstart-template」と入力します。

    • [表示名] に「Quickstart template」と入力します。

    • [説明] は空欄のままにします。

    • [リソース ロケーション] に、デフォルトの [グローバル(任意のリージョン)] を使用します。

  3. [続行] をクリックします。

検出の構成

ここで、テンプレートを構成して、クレジット カード番号などの infoType を検出するようにします。

  1. [テンプレートの作成] ページの [検出の設定] セクションで、次の通りにします。

    • [InfoType] セクションで [infoType を管理] をクリックし、スキャンする infoType を選択してから、[完了] をクリックします。

    • [信頼度のしきい値] セクションで、[可能性] リストから [可能性あり] を選択します。

      デフォルト値の [可能性あり] で、ほとんどの用途に十分対応できます。このテンプレートを使用して検出される一致が常に、あまりに広範に及ぶ場合、テンプレートのスライダーを右に動かしてください。一致が少なすぎる場合は、スライダーを左に動かしてください。

  2. テンプレートを作成するには、[作成] をクリックします。

    テンプレートの要約情報ページが表示されます。機密データの保護のメインページに戻るには、[ Up to Template list] をクリックします。

テンプレートの使用

以下の手順では、スキャンで使用するためにテンプレートを構成する方法について説明します。

  1. Google Cloud コンソールで、[ジョブまたはジョブトリガーの作成] ページに移動します。

    [ジョブまたはジョブトリガーを作成] に移動

  2. 指示に沿って、検査ジョブまたはジョブトリガー(定期的なジョブ)を作成します。検出を構成するように求められたら、作成したテンプレートを選択します。

クリーンアップ

このページで使用したリソースについて、Google Cloud アカウントに課金されないようにするには、次の手順を実施します。

プロジェクトを削除する

課金をなくす最も簡単な方法は、チュートリアル用に作成したプロジェクトを削除することです。

プロジェクトを削除するには:

  1. Google Cloud コンソールで、[リソースの管理] ページに移動します。

    [リソースの管理] に移動

  2. プロジェクト リストで、削除するプロジェクトを選択し、[削除] をクリックします。
  3. ダイアログでプロジェクト ID を入力し、[シャットダウン] をクリックしてプロジェクトを削除します。

テンプレートの削除

テンプレートの作成と保存に関連する費用は発生しません。ただし、テンプレートを削除する場合は、次の手順を行います。

  1. 必要に応じて、Google Cloud コンソールのツールバーからテンプレートを作成したプロジェクトを選択します。

  2. [機密データの保護] ページに移動します。

    [機密データの保護] に移動

  3. [構成] タブをクリックしてから、[テンプレート] タブをクリックします。Google Cloud コンソールに現在のプロジェクトにあるすべてのテンプレートが一覧表示されます。

  4. 削除するテンプレートの [操作] 列で、トリガー アクションメニューをクリックします。削除] をクリックし、[確認をクリックします。

次のステップ