デプロイ: update

承認が必要

デプロイと、そのデプロイ マニフェストにより記述されているすべてのリソースを更新します。

リクエスト

HTTP リクエスト

PUT https://www.googleapis.com/deploymentmanager/v2/projects/project/global/deployments/deployment

パラメータ

パラメータ名 説明
パスパラメータ
deployment string このリクエストのデプロイ名。
project string このリクエストのプロジェクト ID。
省略可能なクエリ パラメータ
createPolicy string 新しいリソースの作成に使用するポリシーを設定します。

有効な値は次のとおりです。
  • "ACQUIRE": 既存のリソースを取得します。該当するリソースが存在しない場合はデプロイが失敗します。
  • "CREATE_OR_ACQUIRE": リソースが存在するときはそれを取得し、存在しないときは作成します。 (デフォルト)
deletePolicy string リソースの削除に使用するポリシーを設定します。

有効な値は次のとおりです。
  • "ABANDON": Deployment Manager からリソースを除去しますが、基盤となるリソースは削除しません。
  • "DELETE": Deployment Manager からリソースを除去し、基盤となるリソースを削除します。 (デフォルト)
preview boolean true と設定されるとデプロイを更新します。また「シェル」のリソースを作成し更新しますが実際のインスタンスの生成と更新は行いません。 これにより、デプロイの内容をプレビューして事前に確認することができます。これを利用して、デプロイが更新によってどのような影響を受けるかを事前に確認することができます。このパラメータを true にする場合は、target.config に設定内容を入力する必要があります。デプロイの内容をプレビューした後に update() メソッドのリクエストによりリソースを生成したり cancelPreview() によりプレビューをキャンセルしたりすることができます。 プレビューをキャンセルしてもデプロイがなくならないことにご注意ください。デプロイを削除するには別途削除の操作が必要です。 (デフォルト: false

承認

このリクエストには、次の 1 つ以上のスコープの承認が必要です(認証と承認についてはこちらをご覧ください)。

スコープ
https://www.googleapis.com/auth/cloud-platform
https://www.googleapis.com/auth/ndev.cloudman

リクエストの本文

リクエストの本文には、Deployments リソースを指定します。

レスポンス

成功すると、このメソッドによって次の構造を含むレスポンスの本文が返されます。

{
  "kind": "deploymentmanager#operation",
  "id": unsigned long,
  "creationTimestamp": string,
  "name": string,
  "zone": string,
  "clientOperationId": string,
  "operationType": string,
  "targetLink": string,
  "targetId": unsigned long,
  "status": string,
  "statusMessage": string,
  "user": string,
  "progress": integer,
  "insertTime": string,
  "startTime": string,
  "endTime": string,
  "error": {
    "errors": [
      {
        "code": string,
        "location": string,
        "message": string
      }
    ]
  },
  "warnings": [
    {
      "code": string,
      "message": string,
      "data": [
        {
          "key": string,
          "value": string
        }
      ]
    }
  ],
  "httpErrorStatusCode": integer,
  "httpErrorMessage": string,
  "selfLink": string,
  "region": string,
  "description": string
}
プロパティ名 説明 備考
kind string [出力専用] リソースのタイプ。オペレーションリソースは常に compute#operation です。
id unsigned long [出力専用] 一意のリソース識別子。この識別子はサーバーによって定義されます。
creationTimestamp string [出力専用] 作成日時のタイムスタンプ(RFC3339 テキスト形式)。
name string [出力専用] リソースの名前。
zone string [出力専用] オペレーションが存在するゾーンの URL。ゾーンごとのオペレーションを実行するときのみ使用できます。
clientOperationId string [出力専用] 将来の使用のために予約。
operationType string [出力専用] オペレーションのタイプ。insertupdatedelete など。
targetId unsigned long [出力専用] 具体的なターゲット リソースを識別する一意のターゲット ID。
status string [出力専用] オペレーションのステータス。取り得る値は、PENDINGRUNNINGDONE です。
statusMessage string [出力専用] オペレーションの現在のステータスを説明するテキスト(省略可)。
user string [出力専用] オペレーションをリクエストしたユーザー(例: user@example.com)。
progress integer [出力専用] 0~100 の範囲で進捗を表示するインジケーター(省略可)。この値は線形である保証はなく、オペレーションの粒度にも対応していません。オペレーションの完了時刻の予想には使用できません。この数値はオペレーションの進捗に応じて単調に増加します。
insertTime string [出力専用] このオペレーションがリクエストされた時刻。値は RFC3339 テキスト形式です。
startTime string [出力専用] サーバーがこのオペレーションを開始した時刻。値は RFC3339 テキスト形式です。
endTime string [出力専用] このオペレーションが完了した時刻。値は RFC3339 テキスト形式です。
error object [出力専用] オペレーションの処理中にエラーが発生した場合に、このフィールドにデータが入力されます。
error.errors[] list [出力専用] オペレーションの処理中に発生したエラーを格納した配列。
error.errors[].code string [出力専用] このエラーのタイプを示す識別子。
error.errors[].location string [出力専用] リクエスト内の、エラーが発生したフィールドを示します。このプロパティは省略可能です。
error.errors[].message string [出力専用] 人が読める形式のエラー メッセージ(省略可)。
warnings[] list [出力専用] オペレーションの処理中に警告メッセージが生成された場合に、このフィールドにデータが入力されます。
warnings[].code string [出力専用] 警告コード。該当する場合に使用されます。たとえばレスポンスに結果がない場合に Compute Engine は NO_RESULTS_ON_PAGE を返します。
warnings[].message string [出力専用] 警告コードに関する、人が読める形式の説明。
warnings[].data[] list [出力専用] この警告のメタデータ(key: value 形式)。例:
"data": [ { "key": "scope", "value": "zones/us-east1-d" }
warnings[].data[].key string [出力専用] 返された警告の詳細を示すキー。たとえば、特定のゾーンに関するリスト リクエストに結果がない場合の警告に対しては、このキーが scope になりキーの値はゾーン名になることが考えられます。その他の例としては、サポートが終了したリソースと推奨される代替リソース、あるいは、誤ったネットワーク設定に関する警告(たとえば、インスタンスが IP 転送を試みたが IP 転送が有効になっていない)を表すキーが考えられます。
warnings[].data[].value string [出力専用] キーに対応する警告データ値。
httpErrorStatusCode integer [出力専用] オペレーションが失敗した場合に、返された HTTP エラー ステータス コードがこのフィールドに入力されます。たとえば、404 はリソースが見つからなかったことを示します。
httpErrorMessage string [出力専用] オペレーションが失敗した場合に、返された HTTP エラー メッセージ(NOT FOUND など)がこのフィールドに入力されます。
region string [出力専用] オペレーションが存在する地域の URL。ゾーンごとのオペレーションを実行するときのみ使用できます。
description string [出力専用] オペレーションに関するテキスト形式の説明。オペレーションが作成されたときに設定されます。