Deep Learning VM の概要

Deep Learning VM Image は、データ サイエンスと機械学習のタスク用に最適化された仮想マシンイメージのセットです。すべてのイメージには、主要な ML フレームワークとツールがプリインストールされています。GPU を備えたインスタンスでそのまま使用でき、データ処理タスクを高速化できます。

Deep Learning VM Image は、フレームワークとプロセッサの数多くの組み合わせをサポートするために使用できます。現在、TensorFlow Enterprise、TensorFlow、PyTorch、汎用のハイ パフォーマンス コンピューティングをサポートするイメージがあり、それぞれに CPU のみと GPU 対応のワークフロー バージョンがあります。

使用可能なフレームワークのリストについては、イメージの選択をご覧ください。

プリインストールされているパッケージ

イメージは、Debian 11 と Ubuntu 20.04 のオペレーティング システムに基づいており、以下の対象を含むようにイメージを構成できます。

  • 特定のフレームワーク(TensorFlow など)とサポート パッケージ。

  • 以下のパッケージが含まれる Python 3.10。

    • numpy
    • scipy
    • matplotlib
    • pandas
    • nltk
    • pillow
    • scikit-image
    • opencv-python
    • scikit-learn
    • その他
  • 迅速なプロトタイピングのための JupyterLab ノートブック環境

  • GPU 対応インスタンス用の最新 NVIDIA ドライバを含む NVIDIA パッケージ:

    • CUDA 11.x および 12.x(バージョンはフレームワークによって異なります)
    • CuDNN 7.x と NCCL 2.x(バージョンは CUDA のバージョンによって異なります)

更新

Deep Learning VM Image は、バグ修正やパッケージの更新によって定期的に更新されます。更新の詳細については、リリースノートをご覧ください。

コミュニティ サポート

Stack Overflow で Deep Learning VM について質問したり、google-dl-platform Google グループに参加して Deep Learning VM についてディスカッションします。

コミュニティ サポートを利用する方法の詳細をご覧ください

次のステップ

Deep Learning VM の使用を開始するには、Cloud Marketplace を使用するか、コマンドラインを使用して新しいインスタンスを作成します。