コンバージョン ワークスペースを管理する

このページでは、プロジェクト内の複数のコンバージョン ワークスペースを管理する方法について説明します。

コンバージョン ワークスペースのリストでは、次のことができます。

  • 特定のコンバージョン ワークスペースを選択して変換エディタにアクセスし、ワークスペースの詳細を表示および変更し、生成されたスキーマとコードを移行先データベースに適用して、移行ジョブを作成します。

  • [その他] メニューを使用して、選択したワークスペースを削除します。

コンバージョン ワークスペースの詳細を表示する

コンバージョン ワークスペースの詳細を表示するには、 Google Cloud コンソールまたは Google Cloud CLI の [コンバージョン ワークスペース] ページを使用します。

コンソール

  1. Google Cloud コンソールで、[コンバージョン ワークスペース] に移動します。

    コンバージョン ワークスペースに移動

  2. 利用可能なワークスペースのリストから、使用するワークスペースを選択します。

    コンバージョン ワークスペース エディタ ページが表示されます。

  3. [構成を編集] > [詳細を表示] を選択します。

[コンバージョン ワークスペースの詳細] パネルが開きます。

gcloud

  1. 特定のリージョンで使用可能なすべてのワークスペースを一覧表示して、ID を取得します。

    gcloud database-migration conversion-workspaces list \
        --region=REGION
    

    以下のように置き換えます。

    • REGION は、コンバージョン ワークスペースが配置されているリージョンの名前に置き換えます。

    例:

    gcloud database-migration conversion-workspaces list \
        --region=us-central1
    

    使用可能なワークスペースとその ID のリストが標準出力に印刷されます。

  2. 特定のワークスペースの詳細を取得します。

    gcloud database-migration conversion-workspaces describe CONVERSION_WORKSPACE \
      --region=REGION
    

    以下のように置き換えます。

    • CONVERSION_WORKSPACE は、コンバージョン ワークスペースの ID または完全修飾名に置き換えます。

    • REGION は、コンバージョン ワークスペースが配置されているリージョンの名前に置き換えます。

    例:

    gcloud database-migration conversion-workspaces describe my-conversion-workspace-id \
      --region=us-central1
    

コンバージョン ワークスペースの設定を変更する

コンバージョン ワークスペースで変更できる情報には、表示名、ソース接続プロファイル、Ora2Pg 構成ファイルなどがあります。

  1. Google Cloud コンソールで、[コンバージョン ワークスペース] ページに移動します。

    コンバージョン ワークスペースに移動

  2. 変更するコンバージョン ワークスペースの表示名をクリックします。

    コンバージョン ワークスペース エディタが開きます。

  3. [構成を編集] > [詳細を表示] を選択します。

    [コンバージョン ワークスペースの詳細] パネルが開きます。

  4. ワークスペースの表示名を変更するには:

    1. [コンバージョン ワークスペース名] 行で、編集アイコンをクリックします。
    2. [コンバージョン ワークスペース名] フィールドに、コンバージョン ワークスペースの新しい表示名を入力します。
    3. [保存] をクリックします。
  5. ソース接続プロファイルを変更するには:

    1. [ソース接続プロファイル] 行で、ワークスペースに関連付けられている接続プロファイルへのリンクをクリックします。
    2. 接続プロファイル ページで、必要に応じて詳細を調整します。詳細については、接続プロファイルを管理するをご覧ください。新しいバージョンのコンバージョン ワークスペースが作成され、更新されたバージョン ID が概要ページにも表示されます。このバージョンは、移行ジョブで使用できます。
  6. Ora2Pg 構成ファイルを変更するには:

    1. コンバージョン エディタ ページで、[設定を編集] > [設定ファイルを使用してマッピングをカスタマイズ] を選択します。

    2. [Ora2Pg 構成ファイル] ボックスで [参照] をクリックし、システム ファイル選択ツールを使用して構成ファイルを選択します。

    3. [ファイルを追加] > [生成] をクリックします。

コンバージョン ワークスペースを削除する

コンバージョン ワークスペースを削除できるのは、アクティブな移行ジョブで使用されていない場合に限られます。

アクティブな移行ジョブにリンクされているコンバージョン ワークスペースを削除するには、まず、コンバージョン ワークスペースにリンクされているアクティブな移行ジョブをすべて削除します。次に、コンバージョン ワークスペースを削除します。

  1. Google Cloud コンソールで、[コンバージョン ワークスペース] に移動します。

    コンバージョン ワークスペースに移動

  2. 削除するコンバージョン ワークスペースの横にある [その他] > [削除] をクリックします。

  3. ダイアログの確認ボックスで [削除] をクリックします。