Buildpack、Jib、Docker を使用したビルド オプションを確認する

Kubernetes でアプリケーションを実行またはデバッグするには、[Develop on Kubernetes] 実行構成でコンテナ イメージのビルド方法を構成して、設定する必要があります。

ルートに skaffold.yaml ファイルが含まれていないプロジェクト、または skaffold.yaml を参照していないプロジェクトでは、Cloud Code UI を使用してビルダーとビルド環境を選択できます。

ローカルでのビルドは、独自のリソースを使用するため、無料です。Cloud Build でのビルドは、ターゲット マシンのプロセッサ アーキテクチャと一致していない低速のマシンに適しています。Cloud Build を使用してアプリケーションをビルドする場合のコストについては、Cloud Build の料金をご覧ください。

イメージのビルド方法を指定する

Cloud Code は、 Docker、 Jib、および Buildpacks の アーティファクト タイプ をサポートしています。

ビルド オプションを設定または編集するには、ナビゲーション バーの実行 / デバッグ構成セレクタまたはトップレベルのメインメニューで、[Run] > [Edit Configurations] > [Develop on Kubernetes] に移動し、[Build/Deploy] タブをクリックします。

skaffold.yaml を使用しない場合

skaffold.yaml ファイルを使用しないで既存のアプリケーションをインポートする場合、または skaffold.yaml のないアプリケーションを実行する場合は、初期化時に設定を指定するように指示されます。

Cloud Code サンプル アプリケーションのいずれかを使用している場合、UI を使用するために、ビルドアクションを実行する前に skaffold.yaml ファイルを削除します。UI を使用せずにビルダーとビルド環境を選択する手順については、Skaffold 構成の手動作成をご覧ください。

イメージのビルダーを編集する手順は次のとおりです。

  1. ナビゲーション バーまたはトップレベルのメインメニューで [Run/Debug configuration] セレクタ（[Run] > [Edit Configurations] >Develop on Kubernetes]）に移動し、[Build/Deploy] タブをクリックします。
  2. [Initialize] をクリックします。
  3. In theCloud Code を使用して Kubernetes プロジェクトを初期化するのダイアログビルド設定ビルドするイメージを選択して、編集アイコンまたは入力 を押します。

  4. 使用するビルダーを選択し、[OK] をクリックします。

    指定したビルダーとその設定は、Skaffold 構成にデフォルトのビルド設定として保存されます。

  5. 新しく設定された [Run Configuration] ダイアログに戻るには、[Initialize] をクリックします。

既存の skaffold.yaml を使用する場合

[Run configuration] 設定の [Build/Deploy] タブで、デフォルト プロファイルのビルド設定を構成できます。

既存のすべてのイメージ名、ビルダー、ビルダー引数を表示することもできます。

Cloud Code で Skaffold プロファイルを使用する

Cloud Code は、Skaffold ツールを内部で使用し、[Build/Deploy] タブの機能を強化します。ローカルビルドやリモートビルドなどのさまざまなビルド環境またはデプロイ環境用に Cloud Code を構成するには、Skaffold プロファイルを使用します。

新しい Skaffold プロファイルを作成する

さまざまなコンテキストに対してビルド、テスト、デプロイの構成を定義する場合、さまざまな Skaffold プロファイルを使用できます。

1. 新しいプロファイルを作成するには、[Run] >　[Edit Configurations] > [Develop on Kubernetes] をクリックして、[Build/Deploy] タブを開きます。

  1. [Deployment profile] ボックスで、[+ Add Skaffold profile] をクリックします。

  2. [新しいプロファイルの作成] ダイアログで、プロファイル名を入力し、ビルド環境を選択して [OK] をクリックします。

    新しいプロファイルを作成すると、実行構成パネルの [デプロイ プロファイル] コンボボックスでそれが自動的に選択されます。

skaffold.yaml ファイルを手動で編集してプロファイルを追加することもできます。次のサンプルは、Cloud Build でイメージをビルドする際に使用される cloudbuild という名前のプロファイルを示しています。

profiles:
# use the cloudbuild profile to build images using Google Cloud Build
- name: cloudbuild
   build:
   googleCloudBuild: {}
Skaffold プロファイルの詳細については、Skaffold プロファイルのドキュメントをご覧ください。

ビルド環境でプロファイルをフィルタする

Cloud Code: Kubernetes 実行構成パネルの [ビルド環境フィルタ] 入力を使用して、現在のビルド環境に基づいて skaffold プロファイルをフィルタリングできます。

  1. ナビゲーション バーまたはトップレベルのメインメニューで [Run/Debug configuration] セレクタ（[Run] > [Edit Configurations] >Develop on Kubernetes]）に移動し、[Build/Deploy] タブをクリックします。

    デフォルトでは、[Any] ビルド環境が選択されます。このフィルタは、選択した skaffold プロファイルのすべての skaffold プロファイルを表示します。

  2. [ビルド環境フィルタ] プルダウン メニューで、表示するビルド環境を選択します。

    選択したビルド環境に一致するプロファイルが [デプロイ プロファイル] プルダウンで選択できます。使用可能なプロファイルがないビルド環境を選択すると、プロファイルの作成を求められる場合があります。

次のステップ