Cloud Build は、プライベート プールとデフォルト プールでリージョン ビルドをサポートします。
ビルドのリージョンを選択するときは、レイテンシと可用性を第一に考慮してください。一般的には、Cloud Build のユーザーに最も近いリージョンを選択しますが、ビルドと統合される他の Google Cloud プロダクトやサービスのロケーションも考慮する必要があります。使用するサービスが複数のロケーションにまたがっていると、アプリケーションのレイテンシだけでなく、料金にも影響します。
Cloud Build は、次のリージョンで利用できます。
asia-east1
asia-east2
asia-northeast1
asia-northeast2
asia-northeast3
asia-south1
asia-south2
asia-southeast1
asia-southeast2
australia-southeast1
australia-southeast2
europe-central2
europe-north1
europe-west1
europe-west2
europe-west3
europe-west4
europe-west6
northamerica-northeast1
northamerica-northeast2
southamerica-east1
southamerica-west1
us-central1
us-east1
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リージョンの選択
リージョン ビルドを実行するには、コマンドラインでビルドを開始するとき、またはビルドトリガーを作成するときにリージョンを指定します。
プライベート プールのリージョンを選択するには、プライベート プールの作成時にリージョンを指定します。リージョン内にプライベート プールを作成した後は、そのプールを別のリージョンに移動できません。特定のリージョンにプライベート プールを作成すると、そのリージョン内のすべてのゾーンで冗長的に利用できるように Google によって管理されます。
トリガーに関連付けられたビルド構成ファイルがプライベート プールを指定している場合、トリガーに選択するリージョンは、プライベート プールのリージョンと一致する必要があります。
ビルドトリガーのリージョンとして global
を選択した場合、Cloud Build はトリガーに関連付けられたビルド構成ファイルで指定されたリージョンを使用してビルドを実行します。ビルド構成ファイルでプライベート プールを指定する場合は、プライベート プールのリージョンにします。プライベート プールを指定しない場合は、グローバル デフォルト プールを指定できます。
一部のプロジェクトで制限されているリージョン
使用状況に応じて、次のリージョンで特定のプロジェクトのみが Cloud Build を使用するように制限されます。
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us-west2
europe-west1
asia-east1
australia-southeast1
southamerica-east1