Cloud Build は、プライベート プールとデフォルト プールのリージョン ビルドをサポートします。
ビルドのリージョンを選択するときは、レイテンシと可用性を第一に考慮してください。一般的には、Cloud Build のユーザーに最も近いリージョンを選択しますが、ビルドと統合される他の Google Cloud プロダクトやサービスのロケーションも考慮する必要があります。使用するサービスが複数のロケーションにまたがっていると、アプリケーションのレイテンシだけでなく、料金にも影響します。
Cloud Build は、次のリージョンで利用できます。
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asia-east2
asia-northeast1
asia-northeast2
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asia-southeast2
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リージョンの選択
リージョンビルドを実行するには、コマンドラインでビルドを開始するときや、ビルドトリガーを作成するときに、リージョンを指定します。
プライベート プールのリージョンを選択するには、プライベート プールの作成時にリージョンを指定します。リージョン内にプライベート プールを作成した後は、そのプールを別のリージョンに移動できません。特定のリージョンにプライベート プールを作成すると、そのリージョン内のすべてのゾーンで冗長的に利用できるように Google によって管理されます。
トリガーに関連付けられたビルド構成ファイルでプライベート プールが指定されている場合、トリガーに選択するリージョンがプライベート プールのリージョンと一致する必要があります。
ビルドトリガーのリージョンとして global
を選択した場合、Cloud Build はトリガーに関連付けられたビルド構成ファイルで指定されたリージョンを使用してビルドを実行します。ビルド構成ファイルでプライベート プールを指定した場合はプライベート プールのリージョンになりますが、プライベート プールを指定しない場合はグローバル デフォルト プールになります。
一部のプロジェクトに対する制限付きリージョン
使用状況に応じて、特定のプロジェクトでは次のリージョンでしか Cloud Build が使用できないよう制限されることがあります。
us-central1
us-west2
europe-west1
asia-east1
australia-southeast1
southamerica-east1