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NetApp とのパートナーシップの拡大でクラウドへの移行がさらに簡単に

2021年11月2日
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Google Cloud Japan Team

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※この投稿は米国時間 2021 年 10 月 21 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

関係者のニーズを満たすよう進化し続けるために、クラウドを採用してビジネスのデジタル トランスフォーメーションを進める組織はますます増えています。2018 年に NetApp とのパートナーシップを締結して以来、両社はお客様のクラウド移行ジャーニーを支援し、お客様のデータを活用してお客様の顧客により優れたサービスを提供できるようにするインフラストラクチャ、ツール、サービスを提供することに尽力しています。

「お客様はビジネスニーズを満たす柔軟でスケーラブルなソリューションを求めています。」NetApp で Cloud Volumes 担当 SVP 兼 GM を務める Ronen Schwartz 氏はこのように語ります。「当社と Google Cloud との長年にわたるパートナーシップは、クラウドに移行してビジネス クリティカルなアプリケーションをクラウドで実行し、業界をリードするクラウド サービスによってデータの力を解き放とうとしているお客様のために、革新的なソリューションを提供し続けます。」

このパートナーシップにおいては、革新的で業界初のソリューションが標準になっています。2019 年に一般提供された NetApp Cloud Volumes Service(CVS)for Google Cloud から、2020 年の Google Kubernetes Engine(GKE)を基盤とするソフトウェア定義 CVS リリースにおける新しいアーキテクチャに関するコラボレーションまで、両社は共に協力してまったく新しいエンタープライズ ファイル ストレージ サービスを提供し続けています。2021 年にはイノベーションのペースが加速し、SnapMirror をベースとするボリューム レプリケーションを共同で提供しました。これは、ある Google Cloud リージョンのボリューム データを別のリージョンに効率的にコピーするもので、データの整合性維持、開発、テスト、障害復旧に役立ちます。

また、両社のサービスをグローバルに利用できるようにもしました。現在では、Cloud Volumes ONTAP は Google Cloud の 28 リージョンのすべてで実行でき、CVS は 19 リージョンで使用できます。これにより、世界中のどこにいるお客様も両社のサービスにアクセスできます。これらはすべて CVS の 99.99% の SLA によって支えられており、可用性のきわめて高いエンタープライズ ワークロードを実現することが可能です。

両社の共同サービスを利用している数百社のお客様の一つに、マーケティング自動化のリーダーである MailerLite があります。MailerLite は、事業の拡大に伴って可用性、管理、メンテナンスの問題に直面し、数百万ものファイルを中断なしにクラウドに移行しようとしていました。Google Cloud 上の NetApp CVS を利用することで、MailerLite は 1 億点を超えるファイルを約 1 時間で Google Cloud に移行することができ、継続的なインフラストラクチャ オーバーヘッドの削減、開発者の時間の節約、それまで悩まされてきたスケーラビリティの制限の排除を達成しました。

パートナーシップの拡大

先週開催された Google Cloud Next ‘21 において、NetApp と Google Cloud の戦略的パートナーシップが 2 つの点で拡大されることが発表されました。これは、お客様がビジネス クリティカルなアプリケーションをより簡単に Google Cloud に移行して実行できるようにすることを狙いとしたものです。まず、NetApp は新たに発表された Google Distributed Cloud Hosted 用のストレージ インフラストラクチャを提供します。このサービスでは、データがお客様の保有するデータセンターやコロケーション施設に保存されます。これにより、データ セキュリティとプライバシーの要件を引き続き満たしながら、オンプレミスのデプロイメントを安全かつセキュアにモダナイズできます。

さらに、VMware ワークロードを Google Cloud に移行しようとしているお客様のために、NetApp Cloud Volumes を Google Cloud VMware Engine のデータソースとして使用する機能のプレビュー アクセスが発表されました。これにより、コンピューティングとストレージを個別にスケールすることが可能となり、ストレージに縛られたワークロードを移行および実行する際の費用と複雑さを低減できます。また、リージョンの障害復旧ユースケースにも対応でき、オンプレミス ワークロードの Google Cloud への移行がさらに簡単で費用対効果の高いものになります。これを利用するには、プレビュー アクセスの登録フォームを使用してプレビュー アクセスにお申し込みください。

今後の展望

両社はさまざまな業界のお客様に価値を提供すべく取り組んでおり、今後このパートナーシップがどのように発展していくか非常に楽しみです。Google Cloud は今週開催される NetApp Insight のゴールド スポンサーであり、Google Cloud と NetApp のリーダーを招いたスポットライト セッションを実施します。また、複数のブレイクアウト セッションも主催しており、そこでは Google のプロダクト チームがどうすれば Google Cloud と NetApp によってクラウド採用を加速できるかについてお話しします。NetApp の詳細を知りたい場合や今すぐ使い始めたい場合は、Google Cloud 上の NetApp のウェブサイトをご覧ください。

- Google Cloud グローバル技術パートナーシップ担当バイス プレジデント Bronwyn Hastings

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