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VMware Engine

VMware と Google Cloud: パートナーシップは次の章へ

2021年10月6日
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2021 年 10 月 1 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google Cloud NextVMworld 2021 まで、あと 2 週間を切りました。そして Google Cloud と VMware のパートナーシップは新たな章に入ります。過去 1 年間、VMware との密接なパートナーシップと、カスタマー サクセスに対するお互いの取り組みに刺激を受け、Google はいくつかの革新的な機能を提供してまいりました。たとえば、世界 12 リージョンへのサービス拡大、業界をリードする 99.99% の可用性、マルチリージョン ネットワーキング、スケーラビリティの向上などにより、お客様がクラウドへ迅速に移行していただけるようにしました。

「共通のお客様に価値をもたらす VMware と Google のコラボレーションは注目すべきパートナーシップです。VMware と Google はパートナーシップを組むことにより、Google Cloud VMware Engine による VMware ワークロードのクラウドネイティブな実行を可能にし、Android および Chrome Enterprise によるデジタル ワークスペースを実現するソリューションで、相互に成功を収めました。これは、VMware と Google の共同サービスの質を証明するものです」と VMware の戦略的技術パートナー担当バイス プレジデント Gregory Lehrer 氏は述べています。「VMware と Google の継続的なコラボレーションの結果として、私たちの共同ソリューションはお客様に導入され続けています。これは、このパートナーシップが強力で効果的であることを示しています。私たちの将来に向けた共同ロードマップは、今後予想される需要を満たすための拡張を見込み、上昇軌道を描いています。」

さまざまな業界のお客様が、デジタル トランスフォーメーションを加速させようとしています。この理由としては、アプリのモダナイゼーションの必要性、オンプレミスのインフラストラクチャの老朽化、そして常時稼働のデジタル環境でお客様のニーズを満たす必要性が挙げられます。たとえば、30 か国でビジネスを展開するグローバル小売企業の Carrefour は、迅速に自社のオンプレミス環境を Google Cloud VMware Engine に移行し、運用コストを 40%、エネルギー消費を 45% 削減しました。同時に、同社は買い物客と社員のエクスペリエンス向上、加えてパーソナライズされたサービスによる販売強化と買い物客のエンゲージメント強化に成功しました。

また、企業は Google Cloud VMware Engine を使用してビジネスを移行し、モダナイズすることを検討しています。CRM ソフトウェア企業の LIQ は、ビジネス アプリケーションの 80% とデータベースの 50% の移行をわずか 3 か月で完了し、現在はアプリケーションをマイクロサービスによってモダナイズすることでメンテナンス時間と費用を削減することを計画しています。今後 Google は、お客様が投資からより大きな ROI を導き出せるように、以下の 3 つの方法で支援します。

  • 柔軟性 - 単一ノードの プライベート クラウド SDDC により、トライアルまたは概念実証を通じた検証をより低コストで可能にします。

  • 可用性 - 新たな地域ゾーンとゾーン内でのキャパシティを拡大することで、ローカル ビジネスのニーズにさらに適切に応え、地域内でのデータ主権を継続して維持します。

  • エコシステムのインテグレーション - Google の主要なオープン プラットフォームに基づき、Google はエコシステム全体においてさまざまなソリューションとのインテグレーションを実施しました。VMware は、自社の障害復旧ツール(Site Recovery Manager)、仮想化管理ツール(vRealize Cloud Management)、そして仮想デスクトップ インフラストラクチャ ツール(Horizon Desktop)を検証し、お客様がミッション クリティカルなアプリケーションを中断なしにクラウドに移行できることを確認済みです。

Google は継続的に移行の簡素化にも注力しています。最近発表された Catalyst Program は、さらに大きな経済的柔軟性を提供します。これを利用することで、該当するお客様は 1 回限りの Google Cloud クレジットを入手して既存の VMware ライセンス投資を相殺できます。このプログラムは従量課金制のため、お客様によるクラウドへの移行の加速に応じてその価値が増すよう設計されています。さらに、高速評価および移行プログラム(RAMP)などのプログラムは、無料の評価ツールとプランニング ツールを提供します。これにより、移行プロセス全体を通じて複雑さを軽減し、選択肢を創出し、さらに柔軟性を高めます。

VMware と Google Cloud は今後もさらなるプロダクトやサービスの提供を予定しています。Google は VMworld 2021 の Platinum Sponsor として、デジタル トランスフォーメーションを支援する Google のコミットメントについてお客様にさらに知っていただけるよう、このイベントへの参加をご案内いたします。業界トレンドとカスタマー サクセスに関する Google Cloud CEO の Thomas Kurian 氏と VMware CEO の Raghu Raghuram 氏による談話をぜひご覧ください。また、両社共同のお客様と両社プロダクト リーダーから、今後の予定についても詳しくご紹介します。イベントでお会いできることを心待ちにしております。

- Google Cloud グローバル技術パートナーシップ担当バイス プレジデント Bronwyn Hastings

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