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Stackdriver の料金体系がより柔軟に ―― 新料金を 6 月末から適用

Stackdriver Monitoring と Stackdriver Logging の料金体系が見直され、より柔軟なものへと変更されることになりました。現在はプレミアム階層のユーザーのみに提供されている高度な機能が、新しい料金のもとでは Stackdriver の全ユーザーに提供されます。

新しい料金体系は今年 6 月 30 日から適用されます。プレミアム階層を選択しなくても、クラウド アプリケーションの監視に必要な高度なアラートや通知のオプションが利用できることに加え、監視ダッシュボードやアラート ポリシーが柔軟に作成できるようになります。

Stackdriver Monitoring

Stackdriver Monitoring は、クラウド アプリケーションのパフォーマンスや稼働時間、全般的な状態を可視化します。また、ハイブリッド サービスとして、Google Cloud Platform(GCP)や Amazon Web Services(AWS)、共通アプリケーション コンポーネントと統合されています。

Stackdriver Monitoring の新しい料金体系の特徴は以下のとおりです。

  • お客様のプロジェクトにあるリソースの数ではなく、送信される監視データのみで課金額を最適化する柔軟な料金モデルです。
  • 永続的な無料割り当ては無料トライアルへと変わります。すべての GCP 指標と、GCP 以外の指標のうち毎月最初の 150 MB 分は無料で利用できます。
  • ボリューム ベースの割引が自動的に適用されます。GCP 以外の指標の場合(エージェント指標AWS 指標ログ ベースの指標カスタム指標など)、ボリューム ベースの価格が 1 MB あたり 0.258~0.061 ドルとなり、以前に発表した価格よりも最大で 80 % 割引されます。

Stackdriver Logging

適切に管理されたアプリケーションの優れた点は、意味のある十分な量のログ データが残っていることです。Stackdriver Logging を使用すれば、GCP や AWS、任意のソースから取り込んだログ データやイベントの保管、検索、分析、監視、アラート出力が可能になります。

Stackdriver Logging ではこのほど、基本 / プレミアム階層に関係なく、全ユーザーを対象にログの保管期間が従来の 7 日間から 30 日間へと延長されました。また、ログに対する課金の開始時期を今年 3 月 31 日と発表していましたが、こちらも今年 6 月 30 日に延期しました。

Stackdriver Logging の料金体系は以下のとおりです。

  • ログの取り込みはプロジェクトあたり 1 か月に 50 GB まで無料
  • 無料分を超えたログはボリューム ベースで課金され、1 GB の取り込みにつき 0.50ドル
  • Stackdriver Monitoring と Stackdriver Logging は個別に課金

コスト管理に役立てていただくため、保管しておきたいログだけを課金対象にする除外フィルタも提供されます。また、Cloud Storage や Cloud Pub/Sub、BigQuery にログをエクスポートしつつ、Stackdriver へのログの取り込みを完全にオフにすることも可能です。

監視、ログ、パフォーマンス管理こそが、適切に管理されたアプリケーションの基礎になる ―― これが私たち Google Cloud の考えです。このことは、GCP でも他社のクラウドでも、そしてオンプレミスの場合でも同じです。今回の新しい料金モデルにより、Stackdriver ファミリーのツールがこれまで以上に幅広く自由に使われるようになることを願っています。

継続的にフィードバックをお寄せいただき、感謝しています。皆さんのフィードバックによって Google の製品は改善されていきます。Stackdriver の詳細については、ドキュメントを参照するか、ディスカッション グループへの参加をお願いします。

* この投稿は米国時間 3 月 12 日、Product Manager の Mary Koes、JD Velasquez、Jay Judkowitz によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。

- By Mary Koes, JD Velasquez and Jay Judkowitz, Product Managers