割り当てと上限

リクエスト頻度の上限

Binary Authorization では次のリクエスト頻度の上限が適用されます。

リクエストの種類	値
読み取りリクエスト	1 ユーザー、1 プロジェクト、1 分あたり 100 件
更新リクエストまたは削除リクエスト	1 ユーザー、1 プロジェクト、1 分あたり 20 件
作成リクエスト	1 ユーザー、1 プロジェクト、1 分あたり 10 件
AdmissionReview リクエスト（Binary Authorization の適用）	1 ユーザー、1 プロジェクト、1 分あたり 500 件

注: Binary Authorization の適用が有効になっている場合、GKE は Pod が作成または更新されるたびに AdmissionReview リクエストを送信します。これは、作成や更新が手動か自動か、新しいイメージがデプロイされているかどうかに関係ありません。たとえば、ReplicaSet が新しい Pod を作成して容量を増やす場合、Pod やマシンの障害を補う場合に、AdmissionReview リクエストを送信します。多数の Pod を作成または更新する Kubernetes オペレーションは、各 Pod に対して AdmissionReview リクエストを個別に送信します。アドミッション レビューのリクエストは、すべて AdmissionReview の割り当てにカウントされます。

リソースの上限

Binary Authorization では次の上限も適用されます。

上限	値
プロジェクトあたりの認証者リソースの数	200
ポリシーあたりの認証者参照数	200
認証者あたりの鍵の数	1000
クラスタあたりの Binary Authorization プラットフォーム ポリシー バインディングの数	10
チェックごとに許可される証明書プロジェクトの数	10

割り当て上限の引き上げ

上限を引き上げる必要がある場合は、ニーズの詳細をお知らせください。Google Cloud コンソールで、プロジェクトの Binary Authorization 割り当てリクエストを送信できます。