cbt CLI の概要

cbt CLI は、Bigtable でさまざまなオペレーションを行うためのコマンドライン インターフェースです。Go で記述されており、Bigtable 用 Go クライアント ライブラリが使用されています。cbt CLI のソースコードは、GitHub リポジトリ GoogleCloudPlatform/google-cloud-go で入手できます。このリポジトリは code.googlesource.com/gocloud のミラーです。

Bigtable の一般的な事項については、Bigtable の概要をご覧ください。

cbt CLI をインストールします。

cbt CLI は gcloud CLI コンポーネントとしてインストールできます。

cbt CLI には、スマート再試行やエラー処理は実装されていません。本番環境で作業する場合は、Bigtable クライアント ライブラリまたは Google Cloud コンソールを使用してください。

  1. gcloud CLI をインストールします
  2. 次のコマンドを実行します。

    gcloud components update
    gcloud components install cbt

    cbt CLI がすでにインストールされている場合は、ターミナル ウィンドウに All components are up to date というメッセージが表示されます。

インストールを確認する

次の cbt CLI コマンドを実行して、CLI のインストールを確認します。

cbt listinstances

ターミナル ウィンドウに Instance NameInfo という 2 つの列が表示されます。

.cbtrc ファイルを作成する

利便性のため、-project-instance-creds-admin-endpoint-data-endpoint オプションなどの必要なオプションとパラメータを 1 つの .cbtrc ファイルに格納できます。

  1. .cbtrc ファイルで、project-id を Bigtable インスタンスの作成先であるプロジェクトの ID に置き換えて、プロジェクトとインスタンスを使用するように cbt を設定します。

    echo project = project-id > ~/.cbtrc
    echo instance = quickstart-instance >> ~/.cbtrc
  2. .cbtrc ファイルを正しく設定したことを確認します。

    cat ~/.cbtrc

    ターミナルに .cbtrc ファイルの内容が次のように表示されます。

    project = project-id
    instance = quickstart-instance

    これで、インスタンスで cbt CLI を使用できるようになりました。

cbt CLI を使用する

使用可能なコマンドのリストなど、cbt CLI の使用方法については、cbt CLI リファレンスをご覧ください。