このページでは、Google Cloud コンソールを使用してアプリケーションの Memcache サービスを構成、モニタリングする方法について説明します。また、App Engine Memcache PHP API を使用して、キャッシュされる値を設定および取得する方法についても説明します。Memcache については、Memcache の概要をご覧ください。
Memcache を構成する
- Google Cloud Console の [Memcache] ページに移動します。
[Memcache] ページに移動 使用する Memcache サービスレベルを選択します。
- 共有(デフォルト) - 無料で、ベスト エフォート ベースでキャッシュ容量を提供します。
- 専用 - キャッシュ サイズ使用量の GB 時間で請求され、アプリケーションに対して固定キャッシュ容量が独占的に割り当てられます。
使用可能なサービスクラスについては、Memcache の概要をご覧ください。
値のキャッシュへの保存と取得
値をキャッシュに保存する
Memcache::set
を使用してキーの値を追加します。
キャッシュに保存された値を検索する
単一のキーの値を検索するには、Memcache::get
を使用します。
Google Cloud コンソールで Memcache をモニタリングする
- Google Cloud Console の [Memcache] ページに移動します。
[Memcache] ページに移動 - 次のレポートを調べます。
- Memcache サービスレベル: アプリケーションが共有または専用のどちらのサービスレベルを使用しているかを示します。プロジェクトのオーナーの場合は、2 つのサービスレベルを切り替えることができます。詳細については、サービスレベルをご覧ください。
- ヒット率: キャッシュから提供されたデータ リクエストのパーセンテージと、そのデータ リクエストの実数が表示されます。
- キャッシュ内のアイテム。
- 最も古いアイテムの経過期間: 最も古いキャッシュされたアイテムの経過期間。アイテムの経過時間は使用(読み取りまたは書き込み)されるたびにリセットされます。
- 総キャッシュ サイズ。
次の操作を行うことができます。
- 新しいキー: 新しいキーをキャッシュに追加します。
- キーを検索: 既存のキーを取得します。
- キャッシュをフラッシュ: キャッシュからすべてのキーと値のペアを削除します。
(専用 Memcache のみ)ホットキーのリストを参照します。
- 「ホットキー」は Memcache 内の 100 クエリ/秒(QPS)以上を受信するキーです。
- このリストには QPS の高い順で並べ替えられた最大 100 個のホットキーが含まれます。
次のステップ
- Memcache の概要で Memcache の詳細を確認する。
- Memcache API と Memcached API のドキュメントを参照する。