リソース名の変換

現在、既存のプライベート クラウドの Google Cloud VMware Engine リソース名は、標準化された命名規則に従っていません。ただし、今後の新機能をサポートするために、Google Cloud VMware Engine はプライベート クラウドのリソース名を、Google Cloud とより整合性のある標準化された形式に変換します。具体的には、このリソース名の変換により、プロジェクト内のリソース名が次のように若干変更されます。

  • 大文字から小文字に変更
  • 余白をハイフンに変更

名前の変換はプライベート クラウドには影響しませんが、プライベート クラウド リソースを参照するカスタム スクリプトや自動化がある場合は、新しい名前でスクリプトを更新する必要があります。たとえば、「Customer Private Cloud 03」という名前のリソースは「customer-private-cloud-03」という新しい名前に変換する必要があります。

名前の変換を選択する

Google Cloud CLI または VMware Engine API にアクセスする前に、変換が必要なリソースがある場合は、VMware Engine ポータルで名前の変換を選択するように求められます。名前の変換には次の 3 つのオプションがあります。

  1. 選択しない
  2. オプトイン
  3. オプトアウト

何も選択しないと、次のようなメッセージが表示されます。

「Google Cloud CLI と Google VMware Engine API へのアクセスを許可するには、プロジェクト内のリソース名を変換する必要があります。この名前の変換は 2 週間後に行われます。リソース名を変更すると、そのリソース名を参照しているスクリプトまたはワークフローに影響が及ぶ場合があります。詳細については、こちらをクリックしてください。」

オプトインを選択すると、次のようなメッセージが表示されます。

USERNAME は、プロジェクト内のリソース名の変換を選択しました。これは、Google Cloud CLI と Google VMware Engine API へのアクセスを許可するために必要です。名前の変換は DATE に行われます。 リソース名を変更すると、そのリソース名を参照しているスクリプトまたはワークフローに影響が及ぶ場合があります。詳細については、こちらをクリックしてください。」

オプトアウトを選択すると、次のようなメッセージが表示されます。

USERNAME はプロジェクト内のリソース名を変換しないことを選択しました。これは、Google Cloud CLI と Google VMware Engine API へのアクセスを許可するために必要です。この決定は DATE まで変更可能です。リソース名を変更すると、そのリソース名を参照しているスクリプトまたはワークフローに影響が及ぶ場合があります。詳細については、こちらをクリックしてください。」

各メッセージの最後にある [詳細] をクリックすると、既存のリソース名と提案された新しい名前のリストが表示されます。