コード補完のプロンプトを作成する

Vertex AI Codey API にはコード補完 API が含まれています。この API は、最近作成されたコードに基づいて候補を提案します。code-gecko という生成 AI 基盤モデルを使用して、コード補完 API を操作します。このトピックでは、code-gecko モデルでコード補完の候補を作成するプロンプトの作成方法について説明します。

ユースケース

コード補完 API を使用して、code-gecko モデルとそのコード補完機能を IDE に統合します。コード補完の一般的なユースケースは次のとおりです。

  • 迅速に記述する: code-gecko モデルを使用すると、提案されたコードを利用してコードを迅速に記述できます。

  • バグを最小限に抑える: 正しい構文が使用されているコードの候補を使用することで、エラーを回避します。コード補完により、コードの記述時にバグが発生する可能性を最小限に抑えることができます。

サポートされているモデル

次のモデルは、コード補完タスクをサポートしています。

  • code-gecko

コード補完プロンプトの例

以下の例を使用して、コード補完プロンプトの設計方法を確認してください。

コード関数を完成させるプロンプト

コード補完モデルを使用して、コード定義を完成させることができます。次のプロンプトは、部分的に入力されたコード定義を補完するコードを生成します。


def reverse_string(s):
  

"""
   :type s: str
   :rtype: str
   """
  

テスト関数を完成させるプロンプト

コード補完モデルを使用して、テスト関数を完成させることができます。次のプロンプトにより、テスト関数を補完するコードが生成されます。レスポンスの関数 test_empty_input_stringreverse_string 関数をテストします。


def reverse_string(s):
    return s[::-1]
def test_empty_input_string()
  

-> None:
    assert reverse_string("") == ""
def test_one_character_string() -> None:
    assert reverse_string("a") == "a"
def test_two_character_string() -> None:
  

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