Cloud Translation API は、ご自分のサイトまたはアプリケーションに Cloud Translation API を統合したい方ならどなたでもご利用いただけます。これらの API の利用には利用規約が適用されます。この利用規約ではとりわけ、生成されたテキストをどのようにサイトに表示すべきかという点に関する、特定のガイドラインに準拠することが義務付けられています。本ドキュメントと帰属表示の要件は、これらの要件を満たすうえでの一助となることを目的としています。
変更を加えていない Cloud Translation API の結果をウェブ上で公開し、検索できるようにする場合、翻訳されたテキストを機械翻訳されたコンテンツとして指定する必要があります。たとえば、Google では、自動生成されたコンテンツの品質に関するガイドラインと、検索結果にコンテンツが表示されないようにするためのガイダンスを提供しています。
HTML ドキュメント内の短いスニペットまたはセクションの場合
翻訳されたテキストを <div lang="..."></div>
(ブロックの場合)または <span lang="..."></span>
(インライン フラグメントの場合)で囲み、次のような形式になるように lang=""
属性を適切な言語コードに設定します。
- 次のフォーマットを使用して
lang=""
を設定します。<テキストの翻訳先言語の言語コード>-x-mtfrom-<翻訳元の言語コード> - たとえば、英語の原文テキストから機械翻訳されたフランス語テキストの場合、HTML タグは次のようになります。
<span lang="fr-x-mtfrom-en">Bonjour</span>
または<div lang="fr-x-mtfrom-en"> Bonjour </div>
ソース言語またはターゲット言語が不明な場合は、不明な言語を示す「und」言語指定子を使用します。たとえば、
<span lang="und-x-mtfrom-und"> … </span>
はソース言語およびターゲット言語ともに不明であることを示しています。あるいは、翻訳されたテキストをすでに囲んでいる要素に
lang=""
属性を設定します。たとえば、変更を加えていない Cloud Translation API の結果が<p>
パラグラフにある場合は、</p>
にlang=""
を設定します。日本語からアラビア語に翻訳されたテキストは、<p lang="ar-x-mtfrom-jp">
となります。
ドキュメント全体またはウェブページ全体の場合
ページ全体の場合で翻訳元のドキュメントがオンラインで入手できない、または翻訳元のドキュメントの URL が不明なときは、<html> 要素に対して前セクションと同じ要領で lang="" 属性を設定します。
<DOCTYPE HTML>
<html lang="en-x-mtfrom-fr">
<head>
<title>The Bee</title>
...
ページ全体の場合で翻訳元のドキュメントをオンラインで入手できるときは、次のように、HTML ドキュメントの <head> に <link> 要素を指定し、rel="" 属性を "alternate machine-translated-from" に、hreflang="" 属性を翻訳元の言語コードに、href="" を翻訳元のページに設定します。
<DOCTYPE HTML>
<html lang="en-x-mtfrom-fr">
<head>
<title>The Bee</title>
<link rel="alternate machine-translated-from" hreflang="fr"
href="http://fr.example.com/abeille.html">
</head>
<body>
...
上記の HTML コードは、このページがフランス語から英語に機械翻訳され、翻訳元のフランス語のドキュメントが http://fr.example.com/abeille.html
(仮のサイト)にあることを示しています。
言語コードの詳細については以下をご覧ください。