Linux システム コンテナをターゲット クラスタにデプロイする
このページでは、デプロイ用のクラスタを準備する方法と、Skaffold を使用して Linux システム コンテナをデプロイする方法について説明します。
ソースプラット フォームからワークロードを移行したら、そのプロセスで生成されたデプロイ アーティファクトを使用して、移行したワークロード コンテナをクラスタにデプロイできます。
Skaffold は、アプリケーションのビルド、push、デプロイのワークフローを処理できます。
始める前に
ワークロードをデプロイする前に、次の処理を完了しておく必要があります。
- Migrate to Containers を使用したワークロードの移行。
- 生成されたデプロイ ファイルの確認。
- ワークロードをデプロイするクラスタの作成。詳しくは以下をご覧ください。
kubectl
を設定してクラスタに接続する。
Docker レジストリを選択して設定する
デプロイの一環として、コンテナの Docker イメージをビルドして Docker レジストリにアップロードします。
Docker レジストリには、次のものを使用できます。
Artifact Registry
基本認証をサポートする任意の Docker レジストリ
推奨される解決策は、デプロイ クラスタと同じプロジェクトで Artifact Registry を使用することです。GKE はデフォルトでレジストリにアクセスできます。詳細については、GKE との統合の要件をご覧ください。
非公開 Docker レジストリを使用する場合は、レジストリの構成方法をご覧ください。
Skaffold を使用してコンテナをデプロイする
skaffold.yaml
ファイルは、生成されたアーティファクトのルートフォルダにあります。skaffold.yaml
ファイルの編集方法については、Skaffold ファイルのリファレンスをご覧ください。
コンテナをビルドしてデプロイするには、生成されたアーティファクトのルートフォルダで次のコマンドを実行します。
skaffold run -d REPOSITORY_PATH
REPOSITORY_PATH は、アーティファクト リポジトリのパスに置き換えます。例: us-central1-docker.pkg.dev/PROJECT_ID/REPOSITORY_NAME
このコマンドは、イメージをビルドし、選択したリポジトリにアップロードしてから、デフォルト クラスタにデプロイします。
Cloud Build を使用してビルドしているときに Skaffold を実行するには、次のコマンドを使用します。
skaffold run -d REPOSITORY_PATH -p cloudbuild
次のステップ
- 移行後のイメージの更新を完了する方法を確認する。