移行を実行する

このページでは、ワークロードをターゲット クラスタにデプロイするために使用できる移行アーティファクトの生成方法について説明します。

移行アーティファクトを生成する

移行計画をカスタマイズしたら、次のコマンドを実行して、アーティファクトを生成します。

./m2c generate -i ANALYSIS_PATH -o OUTPUT_ARTIFACTS_PATH

次のように置き換えます。

  • ANALYSIS_PATH: 分析出力を保存したパス
  • OUTPUT_ARTIFACTS_PATH: 生成されたアーティファクトを保存するパス

WebSphere ワークロードの移行アーティファクトを生成する

WebSphere ワークロードの移行アーティファクトを生成するには、分析出力パスと生成されたアーティファクトを保存するパスに加えて、移行計画を作成したときに設定した binaryAppScanner.jar ファイルのパスも指定する必要があります。

移行アーティファクトを生成するには、次のコマンドを実行します。

./m2c generate \
  -i ANALYSIS_PATH \
  -o OUTPUT_ARTIFACTS_PATH \
  --volume PATH_TO_BINARYAPPSCANNER:/binaryAppScanner.jar

PATH_TO_BINARYAPPSCANNER は、binaryAppScanner.jar ファイルのパスに置き換えます。たとえば、binaryAppScanner.jar の設定時にターゲット ディレクトリとして /tmp を指定した場合、/tmp/wamt/binaryAppScanner.jar で使用できます。

生成されたアーティファクトを確認する

生成された移行アーティファクトは、指定された出力パスで使用できます。生成されるアーティファクトには、プラグインと移行計画に応じて、コンテナ イメージのビルドに使用される 1 つ以上の Dockerfile と 1 つ以上の Kubernetes Deployment の spec が含まれています。

また、Migrate to Containers CLI を使用すると、生成されたすべてのイメージを 1 つのステップでビルドしてデプロイできる Skaffold 構成が生成されます。

次のステップ