AWSNodePool

このトピックでは、AWSNodePool カスタム リソース定義の構成オプションについて説明します。

一般的な形式

このテンプレートから AWSNodePool を作成するには、次の YAML をコピーし、強調表示された値をフィールドの仕様で定義されているように置き換えます。

apiVersion: multicloud.cluster.gke.io/v1
kind: AWSNodePool
metadata:
  name: NODE_POOL_NAME
spec:
  clusterName: AWSCLUSTER_NAME
  version:  CLUSTER_VERSION # latest version is 1.25.5-gke.2100
  region: AWS_REGION
  subnetID: AWS_SUBNET_ID
  minNodeCount: MINIMUM_NODE_COUNT
  maxNodeCount: MAXIMUM_NODE_COUNT
  maxPodsPerNode: MAXIMUM_PODS_PER_NODE_COUNT
  instanceType: AWS_NODE_TYPE
  keyName: KMS_KEY_PAIR_NAME
  iamInstanceProfile: NODE_IAM_PROFILE
  proxySecretName: PROXY_SECRET_NAME
  rootVolume:
    sizeGiB: ROOT_VOLUME_SIZE
    volumeType: VOLUME_TYPE # Optional
    iops: IOPS # Optional
    kmsKeyARN: NODE_VOLUME_KEY # Optional 
  labels: # Optional
    LABEL_NAME: LABEL_VALUE
  taints:
  - key: KEY1
    value: VALUE1
    effect: PREFERNOSCHEDULE
  - key: KEY2
    effect: NOSCHEDULE
  tags:
    TAG_NAME: TAG_VALUE 

フィールドの仕様

AWSNodePool の spec では、次のフィールドを定義できます。

名前 説明 必須
clusterName AWSCluster の名前。 string my-cluster
region ノードプールの AWS リージョン。この値は、親クラスタのリージョンと一致する必要があります。 string us-east-1
version ノードプールのクラスタ バージョン。詳細については、バージョニングとアップグレードユーザー クラスタのアップグレードをご覧ください。 string 1.25.5-gke.2100
minNodeCount ノードプール内のワーカーノードの最小数。 integer 3
maxNodeCount ノードプール内のワーカーノードの最大数。 integer 3
maxPodsPerNode GKE on AWS がノードに割り当てる Pod の最大数。 integer 100
instanceType 各ノードプールのワーカーの AWS EC2 インスタンス タイプ。サポートされているインスタンス タイプをご覧ください。 string m5.large
keyName 各ノードプールのワーカーに割り当てられる AWS KMS 鍵ペア。 string my-key-pair
securityGroupIDs このプール内のノードに追加されるセキュリティ グループの ID。GKE on AWS は、ノードプールを機能させるために必要な最小限のルールを持つセキュリティ グループを自動的に作成します。 list(string) [sg-0ec06559d997a796f] ×
iamInstanceProfile プール内のノードに割り当てられている AWS EC2 インスタンス プロファイルの名前。 string my-node-pool-profile
proxySecretName カスタム プロキシ設定を構成するプロキシ シークレットの名前 string proxy-secret-1 ×
rootVolume ノードプールのルート ボリュームのパラメータ。詳細については、spec.RootVolume をご覧ください。 object {sizeGiB: 10}
subnetId ノードプールのリージョンのプライベート サブネット string subnet-1234567890abcdef
labels ノードプール内のノードに適用されるラベル object {billing: some-account, owner: dev} ×
taints ノードプールに適用される taint object key: key1
value: value1
effect: PreferNoSchedule
×
tags ノードプールをサポートする各 AWS リソースに割り当てられる Key-Value メタデータ。 map(string) {Environment: Production, Team: Analytics} ×

spec.rootVolume

名前 説明 必須
sizeGiB コントロール プレーン ノードのルート ボリュームのサイズ(GB)。大規模なクラスタでは、これを増やす必要がある場合があります。 integer 10
volumeType ノードの AWS EBS ボリューム タイプgp2(デフォルト)または gp3 を指定できます。 string gp2 ×
iops ボリュームにプロビジョニングされた IO オペレーション/秒(IOPS)の量。volumeTypegp3 の場合のみ有効です。詳細については、汎用 SSD ボリューム(gp3)をご覧ください。 integer 5000 ×
kmsKeyARN EBS ボリュームの暗号化に使用される AWS KMS 鍵の ARN。詳細については、顧客管理の CMK を使用したボリュームの暗号化をご覧ください。 string arn:aws:kms:us-west-1:123456789:key/aaaaaaaa-bbbb-cccc-dddd-eeeeeeeeeeee ×