独自の reCAPTCHA キーを使用する

独自の reCAPTCHA キーは、Identity Platform と reCAPTCHA Enterprise API の統合で使用できます。

Identity Platform と reCAPTCHA Enterprise API の統合が有効になっている場合、デフォルトでは、Identity Platform が reCAPTCHA キーをプロビジョニングします。ただし、reCAPTCHA で独自の reCAPTCHA キーを使用することもできます。独自の reCAPTCHA キーをアップロードすると、Identity Platform によるプロビジョニングが無効になります。

お客様所有の鍵の持ち込みを有効にする

この機能を有効にして reCAPTCHA キーをアップロードするには、次の curl コマンドを使用してエンドポイントを呼び出します。

curl -i -X PATCH -H 'Content-Type: application/json' -H
"x-goog-user-project: PROJECT_ID" -H 'Authorization: Bearer OAUTH_TOKEN' -d
'
{
  "recaptchaConfig": {
    "recaptchaKeys": [{"key": "projects/PROJECT_NUMBER/keys/KEY_VALUE",
    "type": "PLATFORM_TYPE"}],
  },
}'
https://identitytoolkit.googleapis.com/v2/projects/PROJECT_ID/config?updateMask=recaptchaConfig.recaptchaKeys

次のように置き換えます。

  • PROJECT_ID: プロジェクト ID
  • OAUTH_TOKEN: 管理者リクエストに使用される認証情報
  • PROJECT_NUMBER: プロジェクト番号
  • KEY_VALUE: アップロードする reCAPTCHA キーを表す文字列
  • PLATFORM_TYPE: reCAPTCHA キーを使用するアプリケーションのプラットフォーム。有効な値は WEBANDROIDIOS です。

お客様所有の鍵の持ち込みを無効にする

Identity Platform で reCAPTCHA キーのプロビジョニングを続行するには、curl を使用してエンドポイントを呼び出し、recaptchaConfig.recaptchaKeys に空のリストを渡します。次に例を示します。

curl -i -X PATCH -H 'Content-Type: application/json' -H "x-goog-user-project:
PROJECT_ID" -H 'Authorization: Bearer OAUTH_TOKEN' -d '
{
  "recaptchaConfig": {
    "recaptchaKeys": [],
  },
}'
https://identitytoolkit.googleapis.com/v2/projects/PROJECT_ID/config?updateMask=recaptchaConfig.recaptchaKeys

次のように置き換えます。

  • PROJECT_ID: プロジェクト ID
  • OAUTH_TOKEN: 管理者リクエストに使用される認証情報