Conversational Analytics API の既知の制限事項

会話分析 API には、データソースの数、可視化のスタイル、データセットのサイズに関して、次の既知の制限事項があります。

データソースの数

  • 一度にクエリできる Looker Explore は 1 つです。
  • Conversational Analytics API では、BigQuery で処理されるバイト数が 500 GB に制限されます。

可視化

  • 次のビジュアリゼーション タイプは完全にサポートされています。折れ線グラフ、面グラフ、棒グラフ(横、縦、積み上げ)、散布図、円グラフ
  • これらのビジュアリゼーション タイプは部分的にサポートされており、予期しない動作が発生する可能性があります。マップ、ヒートマップ、ツールチップ付きのグラフ

データサイズ

  • Looker データソースの場合、会話分析 API はクエリごとに最大 5,000 行を返すことができます。
  • Conversational Analytics API の Python ベースの推論機能とコンテンツ取得機能は、最大 O(100k) 行の時間複雑性に対応できます。

クエリの制限事項

  • BigQuery の柔軟な列名機能はサポートされていません。
  • BigQuery の構造体はサポートされていますが、失敗することがあります。
  • Looker データソースの場合、API は LookML の parameter パラメータを使用して定義されたフィルタ限定のフィールドの値を設定できません。
  • Looker(Google Cloud コア)インスタンスが VPC Service Controls 境界内にある場合に、Looker Studio Pro を使用してプライベート IP Looker(Google Cloud コア)インスタンスに接続するために Conversational Analytics API を使用することは、サポートされている構成ではなく、VPC Service Controls のコンプライアンス要件を満たしていません。
  • プライベート IP 構成の Looker(Google Cloud コア)インスタンスへの接続の場合、Conversational Analytics API は、CMEK または VPC Service Controls を使用するように構成された Looker(Google Cloud コア)インスタンスをサポートしていません。
  • [レポートのフィールド編集] が無効になっている Looker Studio のデータソースでは、会話分析 API が適切に機能しません。この設定では、会話分析で計算フィールドを作成できないためです。

質問の種類の制限

  • 会話分析 API は、1 つの可視化で回答できる質問をサポートしています。例:

    • 指標の推移
    • ディメンション別の指標の内訳または分布
    • 1 つ以上のディメンションの一意の値
    • 単一の指標値
    • 指標別の上位のディメンション値
  • 会話分析 API は、次のタイプの複雑な可視化でのみ回答できる質問をまだサポートしていません。

    • 予測と予測
    • 相関分析や異常検出などの高度な統計分析