Cloud Endpoints は、Extensible Service Proxy(ESP)と Service Management を使用して API を管理します。gcloud endpoints services deploy
コマンドを使用してサービス構成をデプロイすると、API 用のマネージド サービスが Service Management を使って作成されます。
API を削除するには、以下を行う必要があります。
- ESP と API バックエンドが実行されているインスタンスを削除します。
- API 用に作成されたマネージド サービスを削除します。
これら両方の作業を行う最も簡単な方法は、API が含まれている Google Cloud プロジェクトを削除することです。Google Cloud プロジェクトを残しておきたい場合は、インスタンスとマネージド サービスを削除する必要があります。
インスタンスの削除
Compute Engine
gcloud compute instances delete
コマンドを使用します。この方法でインスタンスを削除すると、インスタンスがシャットダウンしてインスタンスのリストから削除されます。また、永続ディスクや静的 IP アドレスなどインスタンスに接続されたすべてのリソースが解除されます。
インスタンスを削除するには、次のコマンドを使用します。
gcloud compute instances delete [INSTANCE_NAME] --zone = [ZONE]
Compute Engine インスタンスを削除する方法の詳細については、Compute Engine のドキュメントをご覧ください。
GKE
Google Cloud CLI を使用して GKE クラスタを削除するには:
gcloud container clusters delete [NAME] --zone [ZONE]
[NAME]
は実際のクラスタの名前で置き換え、[ZONE]
は、そのクラスタが存在するコンピューティング ゾーンで置き換えます。
GKE クラスタを削除する方法の詳細については、GKE のドキュメントをご覧ください。
マネージド サービスの削除
[エンドポイント] の [サービス] ページのデータや、[ログ エクスプローラ] ページの [生成された API] ログのデータが不要な場合は、API 用のマネージド サービスを削除することで、Google Cloud コンソールからデータを削除できます。
マネージド サービスを削除するには:
gcloud CLI(
gcloud
)が、Google Cloud にある対象のデータとサービスにアクセスできるよう許可されていることを確認します。gcloud auth login
次のコマンドを入力して、Google Cloud プロジェクトのプロジェクト ID を表示します。
gcloud projects list
前の手順で表示されたプロジェクト ID のうち、アプリケーションが含まれるプロジェクトの ID をデフォルト Google Cloud プロジェクトに設定します。
gcloud config set project [YOUR_PROJECT_ID]
Google Cloud プロジェクト内のすべてのマネージド サービスの名前を取得します。
gcloud endpoints services list
Service Management からサービスを削除します。
SERVICE_NAME
は、削除するサービスの名前に置き換えます。gcloud endpoints services delete SERVICE_NAME
gcloud endpoints services delete
コマンドを実行しても、マネージド サービスはすぐに削除されません。マネージド サービスは 30 日間無効になり、その間に必要に応じてサービスを復元できます。30 日後、マネージド サービスは完全に削除されます。
次のステップ
マネージド サービスを復元するには、マネージド サービスの復元をご覧ください。
このページで使用されている
gcloud
コマンドについては、gcloud のリファレンスをご覧ください。Service Management の詳細については、マネージド サービスの作成と削除をご覧ください。