IP アドレス管理(IPAM)API は Kubernetes カスタム リソースを使用し、Kubernetes Resource Model(KRM)に依存します。Google Distributed Cloud(GDC)エアギャップ アプライアンスのデプロイ全体で IP アドレスの割り当てを管理します。
IPAM API を使用するには、gdcloud CLI を使用するか、kubectl
CLI を使用して API を直接呼び出すことをおすすめします。アプリケーションで独自のライブラリを使用してこの API を呼び出す必要がある場合は、次の例と完全な API 定義を使用してリクエストを作成します。
サービス エンドポイントとディスカバリ ドキュメント
次の URL は、IPAM KRM API の API エンドポイントです。
https://MANAGEMENT_API_SERVER_ENDPOINT/apis/ipam.gdc.goog/v1
MANAGEMENT_API_SERVER_ENDPOINT
は、Management API サーバーのエンドポイントに置き換えます。
kubectl proxy
コマンドを使用すると、ブラウザまたは curl
などのツールでその URL にアクセスして、IPAM API のディスカバリ ドキュメントを取得できます。kubectl proxy
コマンドは、ローカルマシンの Kubernetes API サーバーへのプロキシを開きます。このコマンドの実行後、次の URL(http://127.0.0.1:8001/apis/ipam.gdc.goog/v1
)でドキュメントにアクセスできます。
カスタム リソースの例
以下は、Subnet
オブジェクトの例です。
apiVersion: ipam.gdc.goog/v1
kind: Subnet
metadata:
labels:
ipam.gdc.goog/overlay-network-type: External
ipam.gdc.goog/category-type: ExternalOverlayNetwork
name: test-subnet
namespace: root
spec:
type: Root
ipv4Request:
cidr: 10.0.0.0/16
networkSpec:
staticVLANID: 100
enableVLANID: true
enableGateway: true