この機能を使用すると、Persistent Disk ソリッド ステート ドライブ(PD-SSD)をクラスタのマスター、プライマリ、セカンダリ(プリエンプティブ)ワーカーノードのブートディスクとして選択できます。
PD-SSD の使用
gcloud コマンド
クラスタを作成し、そのクラスタのマスターノード、プライマリ ワーカーノード、セカンダリ ワーカーノードのブートディスクとして PD-SSD または PD-Balanced を選択するには、--master-boot-disk-type
、--worker-boot-disk-type
、--secondary-worker-boot-disk-type
フラグを指定した gcloud dataproc clusters create コマンドを使用します。
各フラグのデフォルト値は「pd-standard」で、これにより PD-Standard(ハードディスク ドライブ)がブートディスクとして選択されます。ブートディスクとして PD-SSD または PD-Balanced を選択するには、「pd-ssd」または「pd-balanced」の値をそれぞれ --master-boot-disk-type
、--worker-boot-disk-type
、または --secondary-worker-boot-disk-type
フラグに渡します。これらのフラグを個別に、または組み合わせて使用することにより、マスター ワーカーノード、プライマリ ワーカーノード、またはセカンダリ ワーカーノードのブートディスクとして PD-SSD または PD Balanced を選択できます。
gcloud dataproc clusters create cluster-name \ --region=region \ --master-boot-disk-type=pd-ssd \ --worker-boot-disk-type=pd-ssd \ --secondary-worker-boot-disk-type=pd-ssd \ other args ...
REST API
クラスタを作成し、そのクラスタのマスターノード、プライマリ ワーカーノード、セカンダリ(プリエンプティブル)ワーカーノードのブートディスクとして PD-SSD または PD-Balanced を選択するには、cluster.create API リクエストで、masterConfig
、workerConfig
、secondaryWorkerConfig
InstanceGroupConfig オブジェクトの bootDiskType フィールドを「pd-ssd」に設定します。指定しない場合、デフォルトの bootDiskType
は「pd-standard」となり、PD-Standard(ハードディスク ドライブ)がブートディスクとして選択されます。マスター、プライマリ、セカンダリ(プリエンプティブル)ワーカーノードのうち、任意のものについて、ブートディスク タイプとして pd-ssd
または pd-balanced
を選択することで、それぞれの構成を独立して設定できます。
Console
Google Cloud Console で、Dataproc の [ノードの作成] ページにある [ノードの構成] パネルでクラスタを作成し、マスター、プライマリ ワーカー、セカンダリ ノードのブートディスクとして PD-SSD を選択できます(さらに、ノードごとのブートディスク サイズも選択できます)。