Namespace と Google Cloud プロジェクト
Config Connector は、Kubernetes の構成を使用して Google Cloud リソースを作成します。これらのリソースは、Kubernetes Namespaceにまとめられます。
Config Connector が Namespace を使用する方法
Config Connector は、リソースの Namespace
のアノテーションを使用して、リソースを作成するプロジェクト、フォルダ、組織を決定します。Namespace
のアノテーションは、リソース構成でリソースの作成場所がまだ指定されていない場合にのみ適用されます。詳細については、プロジェクトとフォルダを使用したリソースの編成をご覧ください。
たとえば、プロジェクト ID が myProject
であるプロジェクト内に、mySQL
という名前の Cloud SQL インスタンスを作成する場合は、次のコマンドを実行して Namespace にアノテーションを付けます。
kubectl annotate namespace \
NAMESPACE_NAME cnrm.cloud.google.com/project-id="myProject"
NAMESPACE_NAME
を実際の Namespace 名に置き換えます。
次に、Namespace の mySQL
という名前で Config Connector SQLInstance
を作成します。Config Connector により、構成された名前空間アノテーションに基づいて、指定した Google Cloud プロジェクトに、対応する Cloud SQL インスタンスが作成されます。
プロジェクト、フォルダ、組織での Namespace の使用
Google Cloud は、プロジェクト、フォルダ、組織レベルでのリソースの編成をサポートしています。アノテーションを Config Connector の Namespace に追加して、リソースをプロジェクト、フォルダまたは組織にマッピングできます。
詳細については、プロジェクト、フォルダ、組織を使用したリソースの編成をご覧ください。