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Manhattan Associates、Google Cloud SQL によってサプライチェーンの IT 化を実現

2022年8月17日

Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 8 月 5 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

編集者注: Manhattan Associates は、変革を引き起こす力を備えた最新のサプライチェーンとオムニチャネルコマースに関するソリューションを提供しています。Google Cloud SQL for MySQL へのシームレスな移行により、同社の software-as-a-service におけるスケーラビリティ、可用性、信頼性を向上させました。

地政学的な変化や世界的なパンデミックにより、グローバルサプライチェーンはますます予測不可能で複雑なものとなっています。

Manhattan Associates は、倉庫管理、輸送管理、受注管理、POS など、業界をリードするサプライチェーンコマースソリューションを通じて、世界中の多くの大手企業が現在の複雑さを乗り越え、高まる期待の一歩先を実現するよう支援しています。

これらのソリューションの基盤となっているのが、クラウドネイティブで API ファーストなマイクロサービス技術プラットフォームである Manhattan Active® Platform です。これは、世界で最も複雑なサプライチェーンネットワークを扱うために設計されていて、その複雑さをまったく感じさせません。

Manhattan Active ソリューションを活用することで、当社のクライアントは、店舗、オンラインなどあらゆる場所で、優れたショッピングエクスペリエンスを提供できるようになります。このソリューションでは、倉庫、自動化、労働および輸送活動を一元管理し、復元力の向上と高まるサステナビリティの要件に対してシームレスなサポートを提供しています。

復元力の向上とダウンタイムの低減

Manhattan Active ソリューションは 24 時間無休で実行しているため、これをサポートできるデータベースソリューションが必要です。Cloud SQL for MySQL を使用することで、自動フェイルオーバー、自動バックアップ、ポイントインタイムリカバリ、バイナリログの管理をはじめとする、当社の可用性に関する目標を達成できます。また、Cloud SQL では、レプリケーションの遅延をほぼゼロにして、リージョン内およびリージョン間のレプリカを効率的に作成できます。TB 規模のデータベースに対して、これまで数日かかっていた新しいレプリカの作成が 30 分以内にできるようになりました。

Manhattan Active Platform では、全体で 99.9% の稼働率を保証するサービスレベル契約（SLA）を提供していますが、Cloud SQL はその保証を維持するのに役立っています。計画外のダウンタイムは、以前のデータベースソリューションと比較して 83% 減少しています。

柔軟性と総所有コスト

Manhattan Active のようなクラウドネイティブなプラットフォームの基本的な要件の一つとして、堅牢で効率的な費用対効果の高いデータベースが挙げられます。当社独自のデータベースソリューションは、さまざまなクラウドプラットフォームにおいて苦戦を強いられ、総所有コストとライセンスに関わる課題が浮上しました。

当社は、高い信頼性と可用性を誇るデータベースエンジンを管理するために、マネージドサービスとして運用できる費用対効果に優れたアプローチを必要としていました。それを実現したのが Cloud SQL です。

4 時間未満のダウンタイムで Cloud SQL への移行を含め、すべての Manhattan Active ソリューションを以前のクラウドベンダーから Google Cloud に移行できました。

現在では、数百の Cloud SQL インスタンスを実行し、そのほとんどを数名のデータベース管理者（DBA）で運用しています。データベース管理タスクの大半を Cloud SQL にオフロードすることで、Manhattan Active Platform のデータベースを維持するコストを大幅に削減できました。

また、数分以内にデータベースのサイズ変更を行うソリューションも必要です。この要件は、データベースのパフォーマンスとインフラストラクチャ費用を管理するために必要なものです。数分以内にデータベースのサイズを変更できれば、最適なパフォーマンスレベルを維持し、インフラストラクチャ全体の費用を大幅に削減できます。