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データベース

Database Migration Service を利用できる AlloyDB for PostgreSQL の一般提供を開始

2023年7月3日
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2023 年 6 月 28 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

2022 年 12 月、Google はAlloyDB for PostgreSQL の一般提供を発表しました。これは PostgreSQL と互換性のあるフルマネージド データベース サービスで、従来の独自データベースをモダナイズし、既存の PostgreSQL ワークロードをスケールできる優れたオプションとなりました。その数か月前、Google は Database Migration Service(DMS)を使用した AlloyDB for PostgreSQL 移行のプレビュー版をリリースしました。このたび、PostgreSQL のソースから AlloyDB への移行に対応した DMS の一般提供が開始されました。

お客様は AlloyDB for PostgreSQL での標準化にあたって、スムーズな移行パスを期待しています。必要とされているのは、設定が簡単で使いやすく、管理オーバーヘッドが発生しないソリューションです。さらに、データが正確かつ完全に移行できるという信頼性があり、アプリケーションの中断を最小限に抑えられる必要があります。これを実現するのが、Database Migration Service です。

AlloyDB for PostgreSQL にはさまざまなメリットがあるため、ターゲット データベースとして魅力的な選択肢です。オープンソースの PostgreSQL と比較して、スケーラビリティに優れ、可用性が高く、高速なパフォーマンスを実現します。Google のパフォーマンス テストによると、AlloyDB はトランザクション ワークロードで 4 倍以上、分析クエリで最大 100 倍高速です。PostgreSQL との完全な互換性があるため、シームレスかつ簡単にこの技術を活用できます。

AlloyDB は従来の PostgreSQL データベースより格段にパフォーマンスを向上できますが、一方でお客様の移行要件を満たす必要があります。DMS は簡単に使用できる移行ソリューションを管理オーバーヘッドを発生させることなく提供します。さらに、正確で安全なデータ転送を実現し、アプリケーションの中断を最小限に抑えるため、標準的なデータベース ソリューションとして移行を検討している組織にとって信頼できる選択肢となっています。

プレビューで得た知見

AlloyDB への移行をサポートする DMS のリリース以降、Google はあらゆる規模のビジネスがデータベースのパフォーマンス、スケーラビリティ、可用性を向上するのをサポートしてきました。お客様は、インデックス アドバイザーや適応力のある自動バキュームなどの機能により管理オーバーヘッドを削減し、パフォーマンスを向上させてメリットを得ています。また、Google は AlloyDB のスケーラビリティに優れた耐障害性の高いインフラストラクチャに移行することで、お客様が可用性の向上を実現するのをサポートしています。完全な PostgreSQL 互換性と透明性の高い料金により、このテクノロジーを気軽にご利用いただけます。

DMS はお客様に、サーバーレスの PostgreSQL ソースから AlloyDB for PostgreSQL への高速かつ安全な移行パスを提供します。ソースがオンプレミス データベース、Google Cloud 上のセルフマネージド データベース、Amazon Aurora などのクラウド データベースのいずれであっても利用可能です。

「DMS を利用したことで素晴らしい成果を得られました。設定や構成は非常に簡単で、ダウンタイムなしでワークロードを移行できました。AlloyDB の使用を開始してから、シームレスで完璧であることに驚いています。ピーク時のトラフィックに対応することなど弊社の要件をすべて満たしています」と、株式会社 dinii のフルスタック Node.js 開発とクラウド ネイティブなインフラストラクチャを担当する唐澤弘明氏は語っています。

「クラウドベースの SaaS チケット発行プラットフォームとして、データの連続性とシステムの稼働時間が運用上非常に重要です。2021 年に DMS を使用して Amazon Aurora から Cloud SQL に移行し、2022 年末に再度 DMS 使用して AlloyDB for PostgreSQL に移行しました。弊社の主要な関心事はダウンタイムの最小化であり、その点で DMS は真価を発揮してくれました」と、Ventrata の CEO である Oliver Morgan 氏は述べています。「DMS が優れているのは、そのシンプルさであり、信頼性です。実のところ、Google の DMS がなければ、今でも Amazon Aurora を使用していたでしょう。2 つの重要なデータベースを 1 年で移行したことで、Google Cloud のようなクラウド プロバイダが提供する、最新かつ高性能なプロダクトに対応する柔軟性を得ることができました。」

一般提供版の新機能

一般提供版では、厳格な暗号化ポリシーを持つ組織向けに、顧客管理暗号鍵(CMEK)を使用してセキュリティが強化されています。CMEK は現在、PostgreSQL から AlloyDB への移行でご利用いただけます。これにより、保存データの暗号化に使用する鍵の管理を強化し、移行プロセスにとどまらず、最高レベルのデータ保護を実現します。

多くの Google Cloud サービスが CMEK をサポートしています(こちらのサポートされるサービスのリストをご覧ください)。CMEK を使用して Google Cloud サービスのデータを保護する場合、CMEK 鍵はお客様の管理下に置かれます。

Database Migration Service を使用した AlloyDB への移行

AlloyDB への移行は DMS を使用すれば簡単です。Google Cloud コンソールで [データベースの移行] ページに移動し、新しい移行ジョブを作成してから、次の 5 つの手順を行います。

  1. 移行するデータベースの種類を選択し、移行元を設定するために必要なアクションを確認します。

  2. 移行元の接続プロファイルを作成します。これには移行元データベースの情報が含まれます。接続プロファイルは、後で別の移行にも使用できます。ここで顧客管理の暗号鍵(CMEK)を設定できます。

  3. ビジネスニーズに合った、AlloyDB for PostgreSQL の移行先となるクラスタを作成します。

  4. 接続方法を定義します。DMS により、接続のためのガイド付き接続パスが提供されます。

  5. 移行ジョブをテストしたら、準備ができ次第移行ジョブを開始します。

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/original_images/AlloyDB_for_PostgreSQL.gif

移行ジョブが開始されると、DMS はデータの最初のスナップショットを取得し、新しい変更が発生するとその変更をレプリケートします。移行ジョブは、カットオーバーを開始するまで、ソースデータのレプリケーションを繰り返します。カットオーバーが開始されると、レプリケーションが停止し、アプリケーションをリダイレクトして、ソースデータがすべて準備完了した状態の新しい AlloyDB クラスタの利用を開始できます。

詳細を確認し、データベースの移行を開始する

移行を開始するための詳しい情報は、ドキュメントをご確認ください。こちらの Database Migration Service Qwiklab でトレーニングを始めることもできます。AlloyDB コンソールに移動して最初のクラスタを作成するだけで、AlloyDB の無料トライアルを開始していただけます。PostgreSQL から AlloyDB への移行に対応した新しい Database Migration Service の利用を開始するには、コンソールの [データベースの移行] ページにアクセスしてください。


- シニア プロダクト マネージャー Shachar Guz
- シニア プロダクト マネージャー Sandy Ghai

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