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コンピューティング

ローカル SSD と Isima の bi(OS) で e コマース データの TCO を最小限に抑える

2023年7月18日
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2023 年 7 月 11 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

今日の e コマース市場では、消費者に合わせた利用体験が求められていますが、顧客の獲得、パーソナライゼーション、フルフィルメント、オペレーションにかかる費用は爆発的に増大しています。データは、e コマースと小売業者にとって、高い費用対効率を確保して消費者に満足いただく手段の一つです。残念ながら、こうした貴重なデータは多くの場合、マーケティング チャネル、社内の IT システム、サードパーティのフルフィルメント システム、特注のオペレーション システム全体に分散されています。

Google の BigTable からインスピレーションを得た統合分析プロバイダ Isima の主力プロダクトである bi(OS) は、無駄のない最新のデータスタックです。セルフサービス UI(Clicks)、Python、SQL を使用してデータをオンボーディング、処理、消費、運用することで、組織の分析結果を加速させています。Google Cloud と Isima は相互に連携し、ビルダーのアジリティ、イノベーション、効率を促進する 3 本足のデータスタックを提供しています。このブログ投稿では、Isima の bi(OS) が Google Compute Engine インスタンスとローカル SSD を使用して、e コマースと小売業者に対し、どのように競争力のあるサービスを提供しているかについて説明します。
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bi(OS) は e コマース データスタックの差別化要素

bi(OS) は、オンライン トランザクション処理(OLTP)システム、オンライン分析処理(OLAP)システム、サードパーティ Software-as-a-Service(SaaS)システム間のデータハブとして機能します。bi(OS) には、OLTP システム(Cloud SQL)、OLAP システム(Cloud Storage、BigQuery)、サードパーティ SaaS システム(Google / Facebook 広告、Clevertap、Google タグ マネージャーなど)からデータを取り込むためのノーコード コネクタが搭載されています。また、SQL に対応する Python、Java、JavaScript SDK を介して、低レイテンシのマイクロサービス、準リアルタイム解析ジョブ、アドホック クエリとの連携も可能です。

Google Cloud におけるの bi(OS)

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Google Cloud における e コマースと小売業者のユースケースを対象とする Isima のベンチマークでは、マーケティング テクノロジー(マーテック)、パーソナライゼーション、フルフィルメント、オペレーションのさまざまな側面がカバーされています。チームは、16 x 375 GB ローカル SSD を備えた n2-highmem-16 インスタンスを利用して bi(OS) クラスタをセットアップしています。このローカル SSD には、us-east-4 リージョンの 3 つのゾーン(a、b、c)にわたる 3 方向の復元力があります。Isima のエンジニアは、システムがファイブナインの信頼性をもって 5 日以上稼働した後、いくつかの指標を収集しました。この間、すべての書き込みと読み取りは 3 つのゾーン間で QUORUM の整合性を保って実行されていました。

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コンピューティング、メモリ、ストレージの 70% 以上の使用率のもと、システムは最大 5,500 オペレーション/秒を維持しました。

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さらに、bi(OS) には、顧客向け ML マイクロサービスのテール レイテンシを短縮するターボモードが実装されています。以下のグラフは、ターボモードを使用した状態と使用していない状態で 4 時間以上にわたって測定したレイテンシの分布を示しています。

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bi(OS) と bi(OS) Turbo は p99 までは同等ですが、bi(OS) Turbo は p99.9 のレイテンシを 8 分の 1 に短縮しています。

Google Cloud ローカル SSD の詳細

bi(OS) はマルチクラウド サービスですが、Google Cloud は I/O に関する次のような独自のメリットを提供しています。

  • ストレージの微調整: Google Cloud は、「ビッグ 3」の中で一時的なブロック ストレージ(Google Cloud の場合はローカル SSD)の量を微調整できる唯一のクラウド プロバイダです。これにより、Isima は元データの保持期間を最長で 1 年間提供できます。これは他のクラウド プロバイダよりも 40% 高い数字です。

  • ローカルに接続された複数の小規模 SSD: Google Cloud のローカル SSD は 375 GiB パーティションで提供されています。こうしたの複数の小さいローカル SSD パーティションにより、bi(OS) などのアプリケーションは、write-ahead log とデータの両方に同じストレージ タイプを使用できます。

  • 安定した I/O レイテンシ: bi(OS) は、基盤となるインフラストラクチャがスムーズに動作してはじめて QoS の保証を満たすことができます。ベンチマーク中、ローカル SSD が 70% 以上埋まった後でも、Cloud Storage が読み取りと書き込みの良好な I/O レイテンシを実現しています。

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GCP 上の bi(OS) Turbo は、主要なクラウド プロバイダと比較して、p99.9 のレイテンシで 2 倍も低い標準偏差を一貫して記録しました。特に GCP 上の bi(OS) が、ベースラインと比較してインフラストラクチャの使用率が半分であるにもかかわらず 40 倍も高いスループット*を維持したことは特筆すべきことです。

Isima、CEO Darshan Rawal 氏

まとめ

Isima が Google Cloud を選択したのは、あらゆる e コマースと小売業者のユースケースに対し、無駄がなく、費用対効果が高く、革新性のある 3 層データスタックを実行できるからです。Isima はクラウド ファーストの企業として、Google Cloud のシンプルさと、リソースのデプロイと管理に対するクラウド ファースト アプローチに好感を抱いています。現在、Google Cloud Marketplace に bi(OS) を公開する方向で動いています。詳細については、bi(OS) のページをご覧になるか、e コマースのパイオニアが bi(OS) をどのように使用しているかに関する 2 分間の動画をご覧ください。


1. 各選択で最大 10 行を取得。言い換えれば、このシステムは 1 秒あたり約 20,000 行以上処理したことになる。
*1 秒あたりの読み取り + 書き込みの行数で測定。

- ローカル SSD プロダクト マネージャー Aisha Wang
- ブロック ストレージ プロダクト マネージャー Baker Woods

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