コンテンツに移動
AI & 機械学習

Google Cloud Next の AI と ML に関するコンテンツの総合ガイド

2021年10月7日
https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/original_images/cloud_next.gif
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2021 年 10 月 2 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google Cloud Next の開催日は 2021 年 10 月 12~14 日です。カレンダーにご登録ください。

Google Cloud Next では、毎日まずライブ配信と基調講演が行われ、Google Cloud の最新リリースや、お客様やパートナー様が今日の最大のビジネス課題にどのように取り組んでいるかをご紹介します。ご自身の興味やスケジュールに合わせてオンラインでのインタラクティブな体験に参加したり、オンデマンドのセッションに参加したりすることもできます。

参加者一人ひとりがいっそう自分に合った体験ができるように、Next ’21 全体がカスタマイズ可能なデジタル アドベンチャーとして構成されています。私と同じように AI や ML について詳しく知りたいと思っている方は、ぜひご参加ください。Next ’21 はコンテンツが満載です。AI と ML に関する特におすすめのコンテンツを以下にご紹介します。AI を実際の課題に応用している Google Cloud のお客様の声を直接聞きたい方や、最新のプロダクトや発表について知りたい方、トレーニングの機会を得たい方など、さまざまな方を対象にしたコンテンツをご用意しています。

さらに、今年の Google Cloud Next は無料でどなたでもご参加いただけます。今すぐご登録ください。

AI でデータ分析をレベルアップ

企業が AI / ML 戦略への投資を急ぐ中、Google Cloud はお客様の立場に立って対応することを重視しています。それがカスタム ML モデルの構築を容易にすることであっても、特定のユースケースのために構築されたすぐに使える AI 機能を提供することであっても、Google Cloud の目標は、お客様が AI への投資によって迅速にビジネス成果を高められるようにすることにあります。Google Cloud Next のデータ分析と AI のセッションでは、お客様が Vertex AI を活用して成果を上げている方法や、データ エンドユーザーがデータを取り込み、分析し、ML モデルをデプロイする方法を変革する新たなプロダクトの発表をご覧いただけます。

セッション

  • AI102: Vertex AI is now even easier for developers(Vertex AI がデベロッパーにとってさらに簡単になった理由)

  • DA200: Build an interactive machine learning application with Looker and Vertex AI(Looker と Vertex AI によるインタラクティブな機械学習アプリケーションの構築)

  • GCD118: State of Data Science and Machine Learning 2021(2021 年におけるデータ サイエンスと機械学習の状況)

学習ラボ

  • HOL103: Vertex AI: Qwik Start

  • HOL104: Build an interactive survey bot for Google Chat with Node.js(Node.js による Google Chat 向けインタラクティブなアンケート ボットの構築)

  • GCD103: Data Science with Vertex AI(Vertex AI によるデータ サイエンス)

注目の講演者

Twitter 社機械学習部門シニア プロダクト マネージャー Jaime Espinosa 氏

Jaime Espinosa 氏は、プロダクト マネージャーとして ML やプラットフォームに注力しています。テクノロジー ジェネラリストとして教育を受け、エンドツーエンドのシステムを中心とした複数のエンジニアリングの学位を取得しています。これまでに、サイエンティフィック コンピューティング、販売、不動産、ロボット工学、ビジネス インテリジェンス、HPC、CPU 設計などの分野で ML ベースのプロダクトを提供してきました。プロダクトのコンセプト考案からリリースまでを一貫して行うことが多く、初のサーバーレスプロダクトを含む 8 つのプラットフォームに携わってきました。担当した Microsoft、Intel、Algorithmia、Twitter の ML プラットフォームは 6 つにおよびます。Jaime Espinosa 氏はパネル ディスカッション「AI102: Vertex AI がデベロッパーにとってさらに簡単になった理由」に登壇します。

Wayfair 社アドテックおよびカスタマー インテリジェンス部門責任者 Matt Ferrari 氏

Matt Ferrari 氏は 15 年以上のエグゼクティブ経験を持ち、この 10 年間はクラウド マネージド サービスやヘルスケア SaaS エコシステムの分野で役員幹部として活躍してきました。現在は、マーテックおよびデータ / 機械学習プラットフォームの責任者として、アドテック、カスタマー インテリジェンス、機械学習の各組織のプロダクト戦略とエンジニアリング戦略の両方を担当しています。それ以前は、ClearDATA 社の CTO 兼共同設立者として、同社のヘルスケア テクノロジー プラットフォームおよびサービスの戦略と執行を担当していました。また、ClearDATA 社のビジョンおよび戦略的ロードマップの差別化を図るため、戦略と企業開発を監督しました。同社のプロダクト管理、プロダクト開発、エンジニアリング、ソリューション アーキテクチャーも牽引してきました。Matt Ferrari 氏はパネル ディスカッション「AI102: Vertex AI is now even easier for developers(Vertex AI がデベロッパーにとってさらに簡単になった理由)」に登壇します。


会話型 AI によるカスタマー エクスペリエンスの変革

顧客を獲得し、保持していくうえで要となるのは、優れたカスタマー エクスペリエンスを提供することです。仮想カスタマー サービス エージェントから、コールセンターの会話の文字起こしから分析情報を抽出するよう設計された AI まで、Google の会話型 AI プロダクトを企業で活用して、パーソナライズされた効率的なサービスをより多くのお客様に提供する方法をご紹介します。Google Cloud のお客様が、顧客満足度スコアの改善、コールセンターへの問い合わせを解決するまでの時間の短縮、費用の削減を実現するために、Contact Center AI のようなプロダクトをどのように活用しているかをご覧ください。

セッション

  • AI103: Using CCAI insights to better understand your customers(CCAI の分析情報を使用して顧客について理解を深める)

  • AI104: Customer impact with Conversational AI(会話型 AI によるお客様への影響)

  • GWS105: Drive results by transforming the customer experience with AI-powered Business Messages(AIを活用したビジネス メッセージでカスタマー エクスペリエンスを変革して業績を向上)

学習ラボ

  • HOL102: Design conversational flows for your Agent(エージェント向けの会話フローの設計)

注目の講演者

TELUS 社デジタル分析およびインサイト担当ディレクター Dinesh Mahtani 氏

Mahtani 氏は、TELUS Digital のデータ分析チームを率いています。チームの目的は、データ、機械学習、ターゲティングの統合機能を提供するプラットフォームを開発し、TELUS.com や MyTELUS アプリを含む TELUS のチャネル全体でパーソナライズされた体験を提供することです。データを活用してカスタマー エクスペリエンスを簡素化し、TELUS が重要な成果を得られるようにすることが目標です。Mahtani 氏のセッションはこちらでご覧いただけます。

Document AI で非構造化データを最大限に活用

あらゆる企業が、分析に必要なメタデータと組織が十分ではない非構造データを、分析情報を引き出せる構造化データに変換することに注力しています。Google Cloud の Document AI プラットフォームは、Google の数十年にわたる AI イノベーションを基に構築されています。お客様はドキュメント ワークフローをデジタル化して、それらのドキュメントに含まれる情報を分析できます。企業が非構造化データから価値を引き出せるようにすることを中心とした Google の AI 戦略を総合的に理解できる Next 2021 にぜひご参加ください。

セッション

  • AI100: Google Cloud and Ironclad partner to accelerate document workflows(ドキュメント ワークフローを高速化するための Google Cloud と Ironclad のパートナーシップ)

  • AI200: Process billions of pages and cut operational costs with DocAI(Document AI で何十億ものページを処理して運用コストを削減)

  • DEV202: AI-powered applications with Google Cloud(Google Cloud の AI を活用したアプリケーション)

学習ラボ

  • HOL100: Form parsing using Document AI(Document AI を使用したフォーム解析)

  • HOL101: Create and Test a Document AI Processor(Document AI API を使用して調達ドキュメントを非同期的に処理する)

注目の講演者

Workday 社シニア アウトバウンド プロダクト マネージャー Nadia Aqsa 氏

Aqsa 氏は、Workday Expenses の顧客やパートナー、さらに販売、サービス、マーケティング、サポート、教育などを担当する市場開拓チームにとって、会社の顔といえる存在です。お客様が抱える課題を解決し、Workday のサービスを最大限活用できるようにすることに熱心に取り組んでいます。また、プロダクト導入の取り組みのリーダーや、プロダクト諮問委員会の会長を務め、顧客と交流するためのウェブセミナーも定期的に開催しています。Aqsa 氏のセッションはこちらでご覧いただけます。

その他の AI 関連コンテンツ

AI についてさらに知りたい方もご安心ください。翻訳、持続可能性、AI と ML の次世代インフラストラクチャ、ビジョン、音声、テキスト、会話といった AI の重要トピックに関するその他の Next 2021 のセッションを以下にご紹介します。ぜひご覧ください。

セッション

  • AI201: Eli Lilly uses Cloud Translation to translate content globally(Eli Lilly: クラウド翻訳で世界に向けてコンテンツを翻訳)

  • AI300: Achieve system-level sustainable change with AI and ML(AI と ML によるシステムレベルでの持続可能な変化の達成)

  • AI105: What’s new and what’s next with infrastructure for AI and ML(AI と ML のためのインフラストラクチャの新機能と今後の展開)

  • SPTL102: Data Cloud: Simply transform with a universal data platform(データクラウド: ユニバーサル データ プラットフォームで簡単に変換)[スポットライト]

  • DEVKEY1: Developer Keynote(Google Cloud 技術インフラストラクチャ部門シニア バイス プレジデント Urs Holzle によるデベロッパー基調講演)[基調講演]

学習ラボ

  • GCD104: Bring the power of senses to your applications with Cloud AI(Cloud AI でアプリケーションに検知機能を組み込む)

  • LP106: Machine learning and AI learning path(機械学習と人工知能に関する学習プログラム)

注目の講演者

Eli Lilly 社翻訳技術担当リーダー兼グローバル規制アーキテクト Thomas Griffin 氏

テクノロジストでありソフトウェア エンジニアでもある Griffin 氏は、現在 Eli Lilly の医薬開発組織におけるクラウドの支援と導入に注力しています。Griffin 氏のセッションはこちらでご覧いただけます。

AI と ML に関するすべてのセッションをご確認のうえ、今後の重要なお知らせに引き続きご注目ください。Google Cloud Next へのご参加を心よりお待ちしております。


- Cloud AI プロダクト / ソリューション マーケティング担当責任者 Vijay Sairam Pratap
投稿先