API Explorer による自動スケーリング パラメータの設定

たとえば「gcloud app deploy」など、gcloud CLI ツールを使用してアプリをデプロイする場合は、app.yaml 構成ファイルで次の自動スケーリング パラメータを設定できます。

  • min_instances
  • max_instances
  • target_throughput_utilization
  • target_cpu_utilization

自動スケーリング パラメータは、API Explorer のユーザー インターフェースを使用して設定することもできます。

  1. [API Explorer] ページを開きます。

  2. 右パネルの [この API を試す] というラベルの下にある [名前] テキスト ボックスに、アプリケーション名の文字列を次の形式で入力します。

       apps/<YOUR-PROJECT-ID>/services/default/versions/<YOUR-VERSION-ID>
    

    YOUR-PROJECT-ID をアプリケーションのプロジェクト ID に、<YOUR-VERSION-ID> をリクエストの送信先アプリのバージョンにそれぞれ置き換えます。文字列のその他の部分はそのまま使用します。

  3. [updateMask] テキスト ボックスに、以下の表の updateMask 名を使用して、設定するパラメータの完全な .json オブジェクト パス名を入力します。

    updateMask 名
    automatic_scaling.standard_scheduler_settings.max_instances
    automatic_scaling.standard_scheduler_settings.min_instances
    automatic_scaling.standard_scheduler_settings.target_cpu_utilization
    automatic_scaling.standard_scheduler_settings.target_throughput_utilization

    1 つのリクエストで複数のパラメータを設定する場合は、各パラメータのマスク名をカンマで区切って指定します。たとえば、最小インスタンス数、最大インスタンス数、CPU 使用率を設定する場合は、次の updateMask を使用します。

        automatic_scaling.standard_scheduler_settings.max_instances,
        automatic_scaling.standard_scheduler_settings.min_instances,
        automatic_scaling.standard_scheduler_settings.target_cpu_utilization
    
  4. [Request body] ボックスで、[Add request body parameters] をクリックします。

  5. [automaticScaling] を選択します。

  6. ヒントのふきだし(+ アイコン)をクリックして、[standardSchedulerSettings] を選択します。

  7. ヒントのふきだしをクリックして、目的の自動スケーリング スケジューラ パラメータを選択し、目的の値を入力します。

  8. 追加の自動スケーリング スケジューラ パラメータを入力するには、再度ヒントの吹き出しをクリックし、パラメータを選択して値を入力します。

    次の例は、リクエスト本文の入力例を示しています。

       {
         "automaticScaling": {
            "standardSchedulerSettings": {
              "maxInstances": 100,
              "minInstances": 1,
              "targetCpuUtilization": 0.75
            }
         }
       }
    
  9. [Execute] をクリックします。初めて実行する際には、API Explorer の承認を求めるプロンプトが表示されることがあります。プロンプトが表示されたら、その指示に従って API Explorer を承認します。

  10. プロジェクトの App Engine の [バージョン] ページを開き、[構成] 列の [表示] をクリックして、正しい設定が適用されていることを確認します。先ほど設定した値が表示されます。