たとえば「gcloud app deploy
」など、gcloud CLI ツールを使用してアプリをデプロイする場合は、app.yaml
構成ファイルで次の自動スケーリング パラメータを設定できます。
min_instances
max_instances
target_throughput_utilization
target_cpu_utilization
自動スケーリング パラメータは、API Explorer のユーザー インターフェースを使用して設定することもできます。
[API Explorer] ページを開きます。
右パネルの [この API を試す] というラベルの下にある [名前] テキスト ボックスに、アプリケーション名の文字列を次の形式で入力します。
apps/<YOUR-PROJECT-ID>/services/default/versions/<YOUR-VERSION-ID>
YOUR-PROJECT-ID
をアプリケーションのプロジェクト ID に、<YOUR-VERSION-ID>
をリクエストの送信先アプリのバージョンにそれぞれ置き換えます。文字列のその他の部分はそのまま使用します。[updateMask] テキスト ボックスに、以下の表の
updateMask
名を使用して、設定するパラメータの完全な.json
オブジェクト パス名を入力します。updateMask 名 automatic_scaling.standard_scheduler_settings.max_instances
automatic_scaling.standard_scheduler_settings.min_instances
automatic_scaling.standard_scheduler_settings.target_cpu_utilization
automatic_scaling.standard_scheduler_settings.target_throughput_utilization
1 つのリクエストで複数のパラメータを設定する場合は、各パラメータのマスク名をカンマで区切って指定します。たとえば、最小インスタンス数、最大インスタンス数、CPU 使用率を設定する場合は、次の updateMask を使用します。
automatic_scaling.standard_scheduler_settings.max_instances, automatic_scaling.standard_scheduler_settings.min_instances, automatic_scaling.standard_scheduler_settings.target_cpu_utilization
[Request body] ボックスで、[Add request body parameters] をクリックします。
[automaticScaling] を選択します。
ヒントのふきだし(
+
アイコン)をクリックして、[standardSchedulerSettings] を選択します。ヒントのふきだしをクリックして、目的の自動スケーリング スケジューラ パラメータを選択し、目的の値を入力します。
追加の自動スケーリング スケジューラ パラメータを入力するには、再度ヒントの吹き出しをクリックし、パラメータを選択して値を入力します。
次の例は、リクエスト本文の入力例を示しています。
{ "automaticScaling": { "standardSchedulerSettings": { "maxInstances": 100, "minInstances": 1, "targetCpuUtilization": 0.75 } } }
[Execute] をクリックします。初めて実行する際には、API Explorer の承認を求めるプロンプトが表示されることがあります。プロンプトが表示されたら、その指示に従って API Explorer を承認します。
プロジェクトの App Engine の [バージョン] ページを開き、[構成] 列の [表示] をクリックして、正しい設定が適用されていることを確認します。先ほど設定した値が表示されます。