データ整合性レベル
Datastore のクエリでは、次の 2 つの整合性レベルのいずれかで結果を返すことができます。
結果整合クエリでは、結果の収集に使用されるインデックスも、結果整合性に基づいてアクセスされます。その結果、元のクエリ条件と一致しなくなったエンティティが返される場合があります。一方、強整合クエリでは常にトランザクション上の整合性が維持されます。
Datastore クエリのデータ整合性
クエリでは各クエリの特性に基づき、異なる整合性レベルを保証した結果が返されます。
- 祖先クエリ(1 つのエンティティ グループ内のクエリ)は、デフォルトでは強整合性ですが、Datastore の読み取りポリシーを設定することで(後述)、結果整合性にできます。
- 非祖先クエリは常に結果整合になります。
キーによるエンティティの取得(「キーによる検索」とも呼ばれる)は強整合になります。
次のステップ
- クエリが返す結果を指定する方法とクエリの結果を細かく制御する方法を学習する。
- Datastore のクエリにおける一般的な制限について学習する。
- クエリの結果を一括して取得できるクエリカーソルについて学習する。
- Datastore のクエリの基本的な構文と構造について学習します。