App Engine アプリを構成するには、app.yaml
ファイルを使用します。このファイルには、CPU、メモリ、ネットワーク リソース、ディスク リソース、スケーリングをはじめとする、環境変数を含む全般的な設定が含まれています。
app.yaml
ファイルの概要
バージョンや URL など、Node.js アプリのランタイム構成を app.yaml
ファイルに指定できます。このファイルは、特定のサービス バージョンのデプロイ記述子として機能します。
追加サービス用に app.yaml
ファイルを作成してデプロイするには、その前に、default
サービス用の app.yaml
ファイルを作成する必要があります。
次の app.yaml
は、Node.js 16 以前と 18 以降用にアプリを構成する方法を示しています。新しいバージョンを使用するには app.yaml
ファイルを更新する必要があることに留意してください。新しいバージョンの使用の詳細については、Node.js ランタイムをご覧ください。
v18 以降
v16 以前
アプリのサービスの複雑さによっては、対応する app.yaml
ファイルの一部の要素を定義するだけで済む場合もあります。次の例に、簡単な Node.js アプリがフレキシブル環境で必要とする可能性があるものを示します。
app.yaml
ファイルには一意の名前を指定できます。ただし、その場合はデプロイ コマンドでもそのファイル名を指定する必要があります。たとえば、app.yaml
ファイルに service-name-app.yaml
または app.flexible.yaml
という名前を指定した場合は、次のいずれかを使用してアプリをデプロイする必要があります。
gcloud app deploy service-name-app.yaml
gcloud app deploy app.flexible.yaml
アプリで複数のサービスと app.yaml
ファイルを構造化する方法については、ウェブサービスの構造化についての記事をご覧ください。
すべての構成要素
この構成ファイルでサポートされるすべての要素の一覧については、app.yaml
リファレンスをご覧ください。