ローカル ロギング

ローカル ロギングとは、インテグレーションの実行中に保存されたインテグレーションのデータまたはメタデータを指します。この保存されたデータを使用して、インテグレーションの実行ログが生成されます。

ローカル ロギングは、次の 3 つのモードのいずれかに設定できます。

  • Enable(sync) - インテグレーションの実行中にログデータが永続化されます(書き込まれます)。このモードでは、各実行ステップが終了するたびにログデータが同期的に書き込まれます。このモードでは、すべてのインテグレーションの実行に対するログの生成が保証されます。

    このモードは、ログを確実に生成することを優先し、インテグレーション実行のレイテンシを許容する場合に使用します。

  • Enable(async)(プレビュー) - インテグレーションの実行が完了した後にログデータが永続化されます(書き込まれます)。このモードでは、インテグレーションの実行中にログデータが非同期に書き込まれるため、Enable(sync) モードと比較してインテグレーションの実行時間が短くなります。ただし、このモードでは、すべての実行に対するログの生成は保証されません。まれに、いずれかのインテグレーションの実行に対するログが生成されない場合があります。

    このモードは、低レイテンシでインテグレーションを実行することを優先し、ログを確実に生成することの重要度が低い場合に使用します。

  • 無効にする - インテグレーションの実行ログは生成されません。

インテグレーションのローカル ロギングを構成するには、次の手順を実施します。

  1. インテグレーションデザイナーでインテグレーションを開きます。
  2. ツールバーの情報アイコンをクリックします。
  3. 情報アイコンを示す画像 情報アイコンを示す画像
  4. [Local Logging] でいずれかのモードを選択します。
  5. ローカル ロギングのオプションを示す画像 ローカル ロギングのオプションを示す画像
  6. [完了] をクリックします。