このページでは、AlloyDB AI を使用して AlloyDB Omni をダウンロードしてインストールする方法について説明します。AlloyDB AI は、エンタープライズ生成 AI アプリケーションを構築できる AlloyDB Omni に含まれる一連の機能です。
AlloyDB Omni をインストールするには、以下をご覧ください。
AlloyDB Omni のインストール時に AlloyDB AI を有効にできます。AlloyDB Omni を使用すると、Vertex AI と統合してクラウドベースの ML モデルをクエリできます。AlloyDB Omni のどちらのエディションでも、ML モデルから生成されたオンライン予測とベクトル エンベディングを操作できます。
AlloyDB の ML 機能の詳細については、生成 AI アプリケーションを作成するをご覧ください。
クラウドベースのモデルをクエリするように AlloyDB Omni インストールを構成する
Vertex AI を使用してクラウドベースのモデルをクエリする機能を備えた AlloyDB Omni をインストールする手順は次のとおりです。
Google Cloudを使用してサービス アカウントを作成します。
JSON 形式でサービス アカウント キーを作成してダウンロードします。
キーはファイル システム上の永続的な場所に保存します。このファイルは、AlloyDB Omni サーバーの存続期間中、この場所に存在します。
ファイル システム上の場所をメモします。この情報は次のステップで必要になります。
適切なプロジェクトとサービス アカウントに Vertex AI Identity and Access Management(IAM)権限を追加します。
gcloud projects add-iam-policy-binding PROJECT_ID \ --member="serviceAccount:SERVICE_ACCOUNT_ID" \ --role="roles/aiplatform.user"
次のように置き換えます。
PROJECT_ID
: Google Cloud プロジェクトの ID。SERVICE_ACCOUNT_ID
: 前の手順で作成したサービス アカウントの ID。これには、@PROJECT_ID.iam.gserviceaccount.com
接尾辞全体が含まれます。例:my-service@my-project.iam.gserviceaccount.com
。
AlloyDB Omni のインストールをカスタマイズするの手順をすべて実施します。
sudo alloydb database-server install
コマンドに次のコマンドを使用します。sudo alloydb database-server install \ --data-dir=DATA_DIR \ --enable-alloydb-ai=true \ --private-key-file-path=KEY_PATH \ --vertex-ai-region="LOCATION"
次のように置き換えます。
DATA_DIR
: AlloyDB Omni がデータ ディレクトリに使用するファイル システム パス。KEY_PATH
: 前の手順でダウンロードしたサービス アカウント キーのファイル システム パス。LOCATION
: Google Cloud リージョン(例:us-central1
)。生成 AI をサポートするリージョンの一覧については、Vertex AI の生成 AI のロケーションをご覧ください。