データ処理を無効にする
Google Cloud では、ユーザーがサービスを使用する際にデータを収集します。このデータには顧客データは含まれません。Google Cloud は、収集したデータを使用して、Recommender では分析情報と推奨事項を提供し、Google Cloud Console では具体的なレポートを提供します。こうした分析情報、推奨事項、レポートは、Google Cloud サービスをより安全かつ効率的に使用するために役立ちます。
このような推奨事項を提供する目的で、いつでもこのデータの処理を停止できます。また、この推奨事項を生成するために使用される個人データを表示することもできます。個人データの表示方法については、データのエクスポートのドキュメントをご覧ください。
デフォルトでは、Google Cloud はデータを処理し、すべての組織とプロジェクトに関するインサイトと推奨事項を生成します。組織またはプロジェクトに関するインサイトと推奨事項をオプトアウトするには、組織またはプロジェクトで次の Identity and Access Management(IAM)のロールのいずれかが必要です。
- オーナー(
roles/owner
) - データ処理制御リソース管理者(
roles/dataprocessing.admin
)または同等のカスタム IAM ロール
分析情報と推奨事項を無効にする場合や、特定のサービスにログが含まれないようにする場合は、次の手順に沿って操作します。
Google Cloud Console で、[プライバシーとセキュリティ] ページに移動します。
[透明性と管理] タブをクリックします。
[組織] タブまたは [請求先アカウント] タブで、停止するすべてのデータ処理グループを選択し、テーブル見出しの横にある [無効にする] ボタンをクリックします。選択したグループのデータは、インサイトと推奨事項のために処理されなくなります。