割り当てと上限
このページでは、Cloud Profiler の使用量上限について詳しく説明します。
Profiler API の割り当てと上限
Profiler API の割り当ては、Profiler バックエンドが特定の Google Cloud プロジェクトに対して、サポートできる API リクエスト数を制限します。割り当てには、次の上限が含まれます。
- 1 日あたりの新しいデプロイメントの数。
1 分あたりの更新リクエストの数。
デプロイメントでプロファイル タイプが収集されるたびに更新リクエストが発行されます。2 つのプロファイル タイプを収集するデプロイメントは、1 つのプロファイル タイプを収集するデプロイメントの 2 倍の更新リクエストを発行します。
1 日あたりの更新リクエストの数。
1 日あたりの list-profiles リクエストの数。
list-profiles リクエストを発行して、既存のデプロイメントのプロファイルを取得できます。
割り当てを超えた場合、Profiler バックエンドは API リクエストを拒否します。たとえば、1 日あたりの新しいデプロイメント数の割り当てが 75 で、1 日に 80 個の新しいデプロイメントが作成された場合、5 つのデプロイメントのプロファイリング データは収集されません。
2 つ目の例として、ヒープとウォールの時間プロファイリングを収集するサービスのデプロイメントが 10 ある場合、1 分あたりの更新リクエスト数の割り当ては少なくとも 20 である必要があります。
10 deployments x 2 profile types per deployment x 1 update request per profile type per minute = 20 update requests per minute (on average)
この割り当てが 20 未満の場合、プロファイルが Profiler バックエンドに正常に送信されないこともあります。
割り当ての管理
Profiler API の割り当てを表示して、増減を行うことができます。割り当ての詳細については、割り当ての操作をご覧ください。
Profiler API の割り当てと現在の使用状況を表示するには、Google Cloud Console から [割り当て] にアクセスします。
Profiler API の使用量のみを表示するには、[サービス] メニューで [Profiler API] のみを選択するように設定します。
Profiler API の割り当てを引き下げるには、使用量の上限を設定するをご覧ください。
Profiler API の割り当ての引き上げをリクエストするには、割り当ての引き上げリクエストをご覧ください。
データの保持期間
Cloud Profiler によって収集されたデータは 30 日間保持されます。